どう考える外国人労働者の問題

入管法の改正

昨年12月8日の臨時会において入管法が改正になりました。

「出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律」

長い長い名前の法律ですが、

この法律の改正の概要は、外国人労働者の受け入れを拡充をするというもの。

法律の改正前の6月に、2025年までに50万人の外国人労働者の受け入れをする方針を政府発表してから、迅速な改正が行われた形です。

すでに人口減少社会の中で、生産人口の減少に伴い、労働力不足に陥っている日本。

しかも外国人労働者に応援してもらわなければ、職場が回らないところが出始めている現状で、この問題からもはや逃れることはできないと思っています。

以前、読ませていただいた毛受さんの著書や

以前、八王子国際友好クラブ主催の毛受敏浩さんの講演会で、

「人口減少で日本が迫られる最終選択ー日本の人口減少と外国人移民政策」に参加させていただきましたが、

日本は移民政策は取らないとしているが、実は様々な形で外国人労働者を受け入れている。制度が実態と合っていないことが移民問題を引き起こすとの毛受さんのご指摘でした。

すでに労働力不足で、人手不足倒産になる会社も出てきています。

できるだけ、日本人の労働力を上げられるよう、

まだまだ働きたい、そしてスキルも体力もある高齢者が働ける環境、

女性がもっと働きやすい環境、

若い人が働きやすい環境、

障害を持っている方の働く環境の整備、

そんなことも含めて、しっかり日本人が働きやすい環境をつくっていくことが、

今、まさに外国人労働者を受け入れるに際しても重要ではないかと私は考えています。

日本人の働きやすい環境を作らずして、外国人労働者を労働としてただ使い捨てていれば、外国人の方は日本のことが好きではいられなくなり、外国人も日本の一部となる現実の中で、日本社会がだんだん病んでくると思います。

まず、日本人の働きやすい環境をしっかりと作っていくことが大切ではないでしょうか。

日本が働きにくければ、世界の魅力ある労働市場にながれて、やがて日本は見向きもされなくなるとの指摘もあります。

電話の工事や、建設現場など人手不足で、すでに外国人の方がたくさん働いています。

身近なスーパーでも外国人の方がたくさん働いています。

すでに働いている方たちが、いなかったら、仕事は回らない。

人がいない。→仕事が回らない。→長時間労働→疲れるので辞める。→辞めるから人がいない。→仕事が回らない。→長時間労働。→疲れるので辞める。

介護の仕事ではよくあることのようですが。

企業に仕事があって、経営は健全でも、人がいなくて受注できなくて、最後は、倒産することは、大いにあり得る話です。

仕事は、人と物とお金の循環をどうつくるかとも言われますが。

人がいなければ、いくら物とお金があっても事業は成り立ちません。

人を大切にする経営理念こそ、必要だと思います。

 

なぜ日本人は自己肯定感が低い人が多いのか

日本人の自己肯定感は世界的に見ても低い状況があります。

内閣府の調査を見ても明らかですが、自分を自分で肯定できないと、自分に価値を見いだせず、人生の幸福度も下がってしまいます。

若者の自己肯定感に対しての内閣府の調査は以下をご覧ください。

https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26gaiyou/tokushu.html

こんなに物質的には恵まれている今の日本で、自己肯定感をはぐくめない要因はいったいどこにあるのか、いろいろと考察してきましたが、

日本の教育のあり方や文化が影響していると私は、考えています。

皆様はどのようなお考えをお持ちでしょうか。

私は、学生時代から英語に興味があり、それを学びながら、外国の文化にもいろいろと触れる機会がありました。

その中で、日本の文化や風土の良さと同時に、課題も感じて来ました。

少し長くなりますが、良かったらお読みください。

私は、学生時代から長年、折に触れ、国際交流をしてきました。

英会話の講師をやっていたこともありますが、子どもの頃から、英語や外国の文化にとても興味があったように思います。

子どもの頃からのテレビや、大阪万博での体験など、いろいろと背景的にありますがが、子どもの頃は、どっぷり日本の文化に浸かりながら、アメリカ文化にあこがれの心を持っていた気がします。

もう一つ、私が英語やアメリカの文化に興味を持つきっかけは、私の父の影響かもしれません。

私の父は、学生時代は、横須賀に下宿し、東京の大学に通っていました。その時、知り合いになったアメリカ人の人とコミュニケーションをとるために、父なりに英語を話していたようですが、その話と父の英語がおもしろくて、興味しんしんで、話を聞いていました。

私は、大学生になってからは、青年の船や学生ツアーでヨーロッパに行ったことなどから、英語力を上げて、コミュニケーションできるようになりたいと思い、留学生と友達になったり、お金を払って英会話のレッスンを受けたり、いろいろやってみました。

その後、英会話の学校に通い、自分の結婚式にもアメリカ人の英語の先生に来てもらったりするくらい、結構、国際交流が日常的だった私です。

若い頃、海外旅行をすることにより、異文化体験をしたこと、また、英会話教室に通ったり、アメリカ人やイギリス人、時にはオーストラリア人の英会話の先生と日常的な交流をしたり、

また中国人や韓国人、フィリピン人、インド人、マレーシア人、インドネシア人、いろいろな方との交流を経験してきたこともあり、何も予備知識もなかった私が、体当たりの経験の中で、

知らず知らずのうちに、比較文化という視点を持つことになったと思います。

特に食や生活習慣面ではカルチャーショックを受けることも多かったと思いますが、

外国の文化と触れることで、逆に、日本人とはどういう国民なのか、日本の文化はどういうものであるのか、日本人の中でも、私はどういう考えを持っているのか、このことを常に自分自身に問う機会が多かったと思います。

というのは、英会話のレッスンでは、よくこんな質問がでます。

What’s your  opinion?

これに対して、よく日本人がやってしまうのが、We ,Japanese としゃべり始めてしまう。

すると、英会話の先生は、あなたの考えを尋ねているので、あなたの考えを話してくださいと必ず言われます。でも、自分の意見となると、黙り込んでしまって話せなくなる光景がグループレッスンの中でよくありました。

それは英語力が自分の考えを表現できるほど十分でないということばかりでなく、

自分の考えを日本人は明確に持って、これが私の意見ですということを表明する機会が、日常生活でも学校生活でも、あまりやって来なかったからではないかなということが要因としてあると思います。

そして、What’s your choice?

この質問も結構、黙ってしまうんですね。

アメリカ人は子どもの頃から、常にこの質問を親にされて、ちゃんと答えることを要求されるわけですが、

日本の文化は、おまかせで、おまかせに沿っていることがいいことでもある、そんな文化の側面があります。

そして、学校教育の中でも、私たちが若い頃受けてきた教育は、ものすごい偏差値教育で、

とにかく良い学校に行って、いい仕事に就いてという、自分を殺して、勉強するのが美徳みたいな風土がある中で、自分の意見って何だっけ?なんていう人がどんどん増えてきてしまったのが、日本であるのではないかなと思います。

自分の意見を表明することは、子どもの権利条約の中で保障されている権利ですが、この子ども権利条約の内容が、実はあまり学校教育の中で消化、そしゃくされていなくて、権利ばかり主張して義務を怠るのはおかしいので、権利とか言わないでほしいとか言っている校長先生もいましたが、

すべての子ども達には、大きく分けて、生きる権利、育つ権利、守られる権利、参加する権利があります。

その参加する権利では、自由に自分の意見を言ったり、グループを作ったり、自由に活動したりすることを保障するという考えがありますが、

得てして管理教育の中では子どもが意見表明するのではなく、先生の指示に従って行動できることが大きく評価されたりする傾向があるのではないでしょうか。

学校教育では、これで良くても、社会に出ればそうはいきません。

自分の意見をしっかり持って、問題解決できるよう知恵を出していくことが求められていくわけです。

言われたことをしっかりやればいいのは、過去のこと。

今、日本もサバイバルしなければならない時代。

みんなそれぞれが一生懸命、持ち場で考えて、知恵を出してやっていかなければ社会は成り立ちません。

これまで私が接してきた外国人の方は、みなさん、超難関試験を突破して、国を代表してきている人など、超優秀なエリートの方々が、留学生としてきていることが多く、

言葉の能力、学問の能力、コミュニケーション能力の高い、国を背負っていくような人材の人達が日本で勉強している姿からとても刺激を受けました。

ちなみに14才で大学に飛び級で入学した中国人の人なんか、めちゃくちゃ優秀。

とてもついて行けないくらい、頭が良かったです。

これからは、日本にも外国人労働者が好むと好まざるとに関わらず、入ってきますが、日本の文化の良いところをしっかりと地域で守りながら、一方で、国際的にも活躍できる日本人を育てていくことが大切だと思います。

それには、まず、自分の意見を表明し、参加することを学校教育の中でもしっかりとやっていくことが大切です。

自分で考え、自分を表現し、行動して、やってみて失敗してもいい。そして成功すればまた、それが自信につながります。

日本の学校教育の素晴らしいところと、今ひとつ欠けている部分とあると思いますが、良いところを伸ばしながら、子ども達が自分らしさを発見し、その能力を発揮できるよう、学校教育のあり方、社会の風土のあり方を良い形で変えていけたらいいなと思います。

そして、自己肯定感をしっかりと育める時、やっぱり、人の幸せ度は上がっていくと思うのです。

 

 

 

 

若い時から、大学生になったばかりの頃、国際交流にアメリカ人の英会話を勉強し、https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26gaiyou/tokushu.html

新たな時代の幕開けをともに 今年もよろしくお願いいたします!

新年明けましておめでとうございます。

皆様はお正月をどのようにお過ごしでしょうか。

平成最後の年は、日本列島で台風や集中豪雨、大地震など自然災害が多発し、様々な課題が浮上した年でした。

これまで築いてきたことが通用しない時代が来ている。そんなふうに感じていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。

日本は超高齢化社会、人口減少社会に突入していますが、昨年、政府は、労働人口の確保に向け、外国人労働者の受け入れ拡大に大きく舵取りをしました。

これの政策転換は、まさに、江戸の開国ほど大きな転換でもあります。

正面から国のあり方を議論せざるを得ない状況が来ているということです。

また、世界的に見ても、大きく気候が変動し、災害が多発し、海のマイクロプラスチックによる海洋汚染、また放射能汚染の問題など、人類が大きな壁に直面していることを実感する年でした。

不思議にも、平成という一つの時代が終わるこのとき、人類の歴史も一つの節目を迎えたのかなという気がします。

平成が終わり、新たな元号に替わる。いったいどのような元号になるのか、気になりますね。

天皇陛下の「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに,心から安堵どしています。」とのお言葉。

とりあえず、戦争がなかったことだけは良かったと、私は、思っておりましたので、そのお言葉をとても感慨深く聞かせて頂きませした。

課題が山積みのようですが、ピンチはチャンスでもあります。

閉塞感に押しつぶされそうな思いでいる若者が増えています。

病気になる若者が増えている。このことは日本社会への大きな警鐘と私は捉えています。

もっと人と自然を大切にしたい。

希望が持てる、一人ひとりが輝く地域社会にしていきたいと切に思います。

新しい年を迎え、新しい時代を創っていくまちづくりを皆さんと一緒に進めていきたいと、決意を新たにした元旦です。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

若尾きみえ通信20号をお読みください。

若尾きみえ通信20号が完成しました。

今回の通信では「これからの防災を考える」と題し、災害ボランティアの体験報告や活動を通して考察したこと、市の防災への取り組みについて書かせていただきました。

ぜひお読み頂けるとうれしいです。下記をクリックしてください。

no20

(ホームページの右の若尾きみえ通信のフラッグをクリックすると過去の記事も見ることができます。)

私は、今回、8月のお盆に岡山に帰省した際、岡山県倉敷市真備町の入り、災害ボランティアに参加させていただきました。

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岡山県倉敷市真備町の災害ボランティアを通して その2 ~支援の大切さを実感~

甚大だった集中豪雨の被害で、特に深刻な被害に見舞われた真備町の災害ボランティアに参加させていただきました。

作業することで、わかったこと、感じたことを書かせていただきます

復旧作業がなかなか進まない訳は!? 

作業の大変さ+熱中症対策、感染症予防、ぎっくり腰対策の必要性

私たちの清掃作業は、こんなのすぐ終わるよとメンバー全員が思っていましたが、この泥だし作業が意外と時間がかかりました。

作業をしている向こうに見えたのは、まだまだ残っていた廃棄物

それは、簡単そうに見えて作業が意外と時間がかかる分量なのだという

こともありますが、

作業は、20分やったら10分休むというルールで、熱中症予防対策が徹底的に取られているため、作業時間が短くならざるを得ないという状況があるからです。

マスクとゴーグルを外して休憩

これでは進まないという意見もありますが、

長袖、長ズボン、長靴、帽子に、マスク、ゴーグル、分厚い作業用手袋が加わる装備でどこまであの暑さでできるのかという問題があります。

復旧作業が始まって暑い日が続いていましたが、思いを持ってかけつけたボランティアの方々は、重装備の中で、熱心に作業をされていたようです。

しかし、中には、体力がついていかない人もいて、熱中症になる人が続出し、救急車が出動することが頻繁にあったことから、そのようなルールが作られたという話です。

私たちがボランティアセンターの受付を済ませた後で繰り返し言われたことは、熱中症対策と感染症予防です。

睡眠不足、朝ご飯を食べていない人、水分を2リットル分持っていない人はボランティアには参加できませんとのルールが示されていました。

今回で17回目のボランティアに入った方は2Lの水筒を用意。これは便利 ペットボトルだと中身があつくなってしまうことを実感!

感染症を予防するためには、肌を露出しないことが必要ですが、これだと暑くなりすぎて、熱中症になりやすい訳です。

たまたま、私が参加したその日は、おりしも前日の雨のおかげで少し涼しくなり、風もあったことから、過ごしやすい一日でしたが、それより前の暑さの状況だったら、本当に大変だったと思います。

また、土嚢袋の土の入れ方でもぎっくり腰対策が考えられていました。

泥かきをした後は、その土を土嚢袋に入れて運びますが、袋に入れる土の量も、半分まで入れるようにとの決まりがありました。

これまで土嚢袋いっぱいに入れていたら、ぎっくり腰になる人が出てしまったので、7分目までとなっていたそうですが、さらに半分まで減ったようです。

ボランティアの体力自慢の人ではなく、弱い人に配慮した結果だとか。

確かに。土木作業に慣れていない人、日頃鍛えていない人が、張り切って作業をして、もしぎっくり腰になったりすると、その人のケアを誰かがしなければならなくなりますので、これも要注意な訳です。

私も、これまでぎっくり腰になったことはないにしても、ひょんなことで怪我をしたりして迷惑をかけないよう。熱中症にならないよう。できる作業を淡々と、しこしことやろうと思ってやっていましたが、発災後40日の作業ということもあり、無事困難なく終えることができました。

やっぱり、こういう時、男性の方が筋力があるので、男性は頼もしいな。そして、女性でも筋力があって慣れている人は動きがいいので、頼もしい訳です。

やっぱり、日頃から筋力を鍛えておくことは大切だなと思った次第です。

作業を通して実感する浸水被害の大変さ、支援の大切さ

洪水では、汚水も混じって浸水するために、泥にもいろんな菌がいるようで、かなり臭いもあったとか。私たちが作業した時には、さほど臭いは感じませんでした。

前日の雨で土には、粉じんが舞わずない程度の湿り気が残っていましたので、作業的には楽だったのですが、泥を掻き出していくと、下の方から臭いがしてきて、被災直後の大変さを想像しました。

何度もボランティアをしている方は、雨が降らない日が続くと、空気は乾燥して、その中で泥かきをしていると粉じんが舞って、それを吸うと調子が悪っていく気がする。だから、マスクを二重にしていると言われていました。

そのこともわかってか、サテライトでは泥かきをする人専用のマスクも配布していました。

ボランティアに慣れている方が、マスクとゴーグルの大切さ、作業後の消毒や速やかな着替えなど、ポイントを教えてくださいましたが、やはり汚水やいろんな物が混じった水の浸水被害は、本当に深刻で、泥をきれいに洗い流すにもかなり手間がかかりますし、なかなか作業が進みません。

ボランティアをした後、感染症予防のために、手洗いを徹底するように、環境も整えられていました。

災害ボランティアセンターとサテライトを行き来する大型バス

これは家も同じで、泥を取り除いた後、さらにしっかり消毒をしないと、いろいろな雑菌があるので、家もカビがわいたりして痛んでしまいます。

だから、床や天井や壁を取り除いて、スケルトンのできるだけして、きれいに消毒をしてから、修繕をしないといけない。作業を通して、そして、保健福祉センターの解体作業の現場を見ながら実感しました。

復旧作業は本当に気の遠くなるような作業です。

被災者の方々はこうした厳しい環境の中で、解体作業や清掃作業に追われています。ただでさえ疲れているのに、こうした作業をやることは、本当に大変で、皆さんの体調も心配です。

だからこそ、ボランティアの力が大切なんだなと思います。

まだまだボランティアの方の応援は必要です。

ボランティアセンターの体育館の壁には注意書きとともに励ましのメッセージがあった

 

岡山県倉敷市真備町の災害ボランティアの体験から その1~すさまじい被害の状況~

7月6日、西日本は未曾有の集中豪雨に見舞われ、甚大な被害が出ました。

お亡くなりになった方々にご冥福をお祈りし、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。

特に岡山県倉敷市真備町の水害は、尋常ではありませんでした。

小田川と高梁川の堤防が決壊したことで、四分の一の面積が浸水被害に遭い、2階まで浸水した世帯も多く、本来災害時に支援の拠点となるべき中核病院や真備支所も水没しました。

水没した地域の映像に、大勢の方が衝撃を受けられたと思います。

私は、岡山県出身ということもあり、周辺に友人がたくさん住んでいますので、余計に大きな衝撃を受けました。

倉敷市真備町の災害ボランティアセンターのサテライト(浸水被害に遭った真備支所)

今回、お盆の間、実家に帰省し、真備町の被災地で、災害ボランティアの作業を体験させて頂きました。

 

お盆期間中はボランティアの受け入れが休止されており、参加できたのはたった一日でしたが、作業を通して改めて被害の甚大さを感じ、被災者の方々の生活再建の大変さも痛感しました。

活動を通して感じたことをご報告をさせて頂きます。

被害の状況はやはりすさまじかった!

今回お盆に岡山に帰省した私は、同窓会に参加し、友人達と近況報告をし合いながら、懐かしい時間を過ごしました。

当然、会食の中で、今回の集中豪雨の体験や被害状況などに話が及びました。

岡山県の県北から県南まで友人達の住まいはそれぞれですが、今回の大雨がいかにすさまじかったか。何が起きてもおかしくないと思ったと語る友人たち。

被災した友人の状況や避難所の立ち上げの話、職場の同僚が被災し、清掃の手伝いに行った話など、いろいろと聞かせてもらいました。

大雨の中で、総社市のアルミ工場が爆発し、岡山県の広域にわたって、爆発音が響き渡ったこと。周辺地域では家のガラスが割れて、対応に追われたところに、洪水がやってくるダブルの被害もあった世帯もあり。また、爆発の衝撃で、気が付いたら山の土砂が崩れていた話なども聞きました。

私の家族と同じく、やはり、友人達も、口を揃えて、衝撃が走った集中豪雨だったと語ってくれました。

そして、「晴れの国岡山」と言うけど、岡山は災害が少ない県という思いが、行政にも住民にも油断につながったのではないか。こんな話も出ました。

ふだんは穏やかな姿の小田川 とても氾濫した川だとは思えない様子

実はこの夏、私は治りにくいと言われている夏風邪を引いてしまい、かなり苦しかったのですが、ようやく治ってから帰省した状況でした。

なので、暑い中での災害ボランティアなど体力的に務まるのか不安でした。しかし、友人達の話を聞いていて、本当に気の毒だ。こんな状況の話を聞いたら、何もしないで八王子に戻れないな。何か少しでもやって帰りたいなと思った次第です。

災害ボランティアの大切さを実感

私は、以前、八王子市社会福祉協議会主催の災害ボランティアセンターの立ち上げ講座を受けていたので、ボランティアセンターの運営の様子はワークショップでシュミレーションをしていたこともあり、イメージはできていました。

倉敷市災害ボランティアセンター (中国職業能力開発大学校の体育館にて開設されている)

ただ、実際に作業する側としての準備や作業内容まで具体的に踏み込んでイメージできてなかったので、今回、ボランティアに行ってみてわかること、やってみて感じることがたくさんありました。

全国からやって来るボランティアの方の熱意に感動

ボランティアには、全国から大勢の方々が参加されており、今回、ご一緒した78才の男性の方は、わざわざ名古屋方面から車で高速道路を運転し、ボランティアに来らたそうです。えんま様の辛勝をよくするために来た。などとジョーク混じりにお話されていましたが、その熱意とお元気ぶりにはびっくりしました。

倉敷市災害ボランティアセンターの受付時の様子

また、倉敷市在住の方で、17回目のボランティアという方もいて、継

全国から訪れるボランティアの方へのありがとうのメッセージ

続的に参加されている方もいて、頭

が下がりました。

 

作業を通してみて実感する大変さ

被災者の方は、災害ボランティアセンターの窓口に行き、作業の要望をします。サテライトでも要望を受け付けています。出された要望と、ボランティアの希望する作業内容とマッチングをして、活動開始となります。

訪れた日は、災害から40日ほど経過していて、泥の除去作業はかなりいろいろなところである程度まで進められていましたが、本当にきれいにするには、まだまだ時間がかかることが作業をやってみてよくわかりました。

こうした作業を自分達でやっていたら、本当に悲しくなって、絶望してしまいます。

特に今回は、連日の参ってしまうような暑さの中での作業で、今回のように一度に大勢の世帯の被災となると大変です。

片付けを事業者さんにお願いするにしても、数も限られていますし、事業者さんにお願いするとお金もかかりますので、ボランティアの方達の復旧作業の支援は本当に心強い、大切なものだと感じました。

真備支所の清掃作業を通して

ボランティアは班に分かれて活動しますが、私たち5人の班は真備支所の再開に向けて泥出しと清掃をしてほしいとの依頼でした。

真備支所と言えば、真備町が倉敷市に合併する前でしたら、役場に当たるところです。そこも浸水した訳です。

最初、被災者のご自宅にお伺いして、ボランティアをさせて頂くつもりでしたので、少し拍子抜けしましたが、真備支所の清掃作業をしながら、本来災害時に住民支援の拠点となる場所が被災することの重大さを考えさせられました。

2階までの浸水被害を受けた真備支所となりの保健福祉センターの天井解体作業

そして、真備支所は、災害ボランティアセンターのサテライトでもありました。

サテライトでは、被災者の支援の受付をしており、ボランティアの方の活動の拠点でもあります。ボランティアさんへの資材や飲み物の提供があったり、トイレがあったりします。活動終了後は長靴の消毒もしてくれます。また、万が一怪我をした時などの救護もしてくれるところです。

真備支所と保健福祉センターが同じ敷地にありましたが、私たちの班はその敷地の裏の出入りのフェンス周辺の泥出しとフェンスの清掃をしました。

まがったフェンスが洪水のすさまじさを物語る
真備支所と保健福祉センターの出入り口

作業の休憩時間には、建物の保健福祉センターの建物の影でお茶を飲むのですが、一階の天井を壊して、重機で除去作業をしているのを見ると、ため息が出ました。

これは本当に大変だなと思いました。

我が家のブロック塀の点検を ~ブロック塀点検表を掲載~

今回の大阪北部の地震では、小学生の子どもが、通っている小学校のプールの塀の倒壊で下敷きになり、亡くなるという大変痛ましい状況が起こりました。

身近な見慣れた光景が、一瞬にして凶器と化す現実も目の当たりしたのが、今回の大阪の地震ではなかったでしょうか。

倒壊した塀は異様に高く、この塀に対して、危険性を指摘した防災の専門家の声を受け、学校長が市に調査を依頼したにもかかわらず、市は建築の専門でない職員を派遣し、簡単な調査をした後、問題なしの判断をしていたことは、行政として大変不適切な対応だったと言わざるを得ません。

このような判断ミスや対応の遅れは、今後一切怒ることがないよう、どの自治体も注意して努めていくべきです。

そして、地震の際、自分の家の塀が、自分達を、そして通行人や子ども達の凶器となることがないよう、改めて点検と対策が必要だと痛感しました。

公益社団法人 日本エクステリア建設業協会では、我が家のブロック塀定期点検を呼びかけています。

下記は日本エクステリア建設業協会のホームページより引用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、(社)日本建築ブロック・エクステリア工事業協会が以前出していた詳しいブロック塀点検表も入手しました。

右のscanをクリックすると、点検表が出てきます。 scan

参考にして頂けたらと思います。

まずは自分で点検し、さらに詳しく点検をしたい方は、ブロック塀診断士に相談をするといいそうです。

しかし、日本エクステリア建築工事業協会のホームページを見ると今は、メインテナンス中のようです。

 

 

 

そうだったのか。隠される公文書、改ざんされる公文書、日本の公文書問題の背景とは?

森友問題を巡って国会の審議が空転してきた様子を受け、海外のメディアは、日本の民主主義は壊滅的とコメントしているようです。公文書が適切に管理されない国、日本では、過去にも様々な問題が明確にならず、闇にまみれたままになっています。

いつまでもこのような状態が続くことは、国民にとっては大きな不利益ではないでしょうか。

公文書を巡り、日本の政策はどのように進められてきたのでしょうか。

公文書管理の第一人者 瀬畑源氏の著書『公文書問題 日本の「闇」の核心の本』 久保亮 瀬畑源 両氏の共著『国家と秘密 隠される公文書』を読んでみて、改めて日本がいかに公文書管理の点で遅れているのか、そしてそのことが、数々の政治的な問題につながっていることを痛感しました。

公文書をないがしろにする日本の政治体質が森友問題で露呈

学校法人・森友学園との国有地取引をめぐり、財務省の契約当時の決済文書と、その後に国会議員に開示された文書の内容が異なっている問題、いわゆる森本問題を巡り、野党の追及が続く中、ようやく証人喚問が行われることになりました。

「もしフランスで官僚が森友問題と同じ手口で公文書を改ざんしたとしたら、公務員から解雇され、刑務所に送られるだろう。処罰は迅速かつ容赦ないものとなることは間違いない」と、フランスの上級外交官は話す。(東洋経済onlineより)

過去にも公文書を巡って問題がたくさん起きている

今回の証人喚問で実態の解明につながることを願うばかりです。

森友問題は政権の信頼を大きくゆるがすゆゆしき問題ですが、こうした公文書問題は今に始まったことではないと瀬畑氏は言います。

南スーダンへのPKO派遣における現地舞台の「日報」が短期で破棄されていた問題。

豊洲市場移転問題では5880億円もの税金がつぎ込まれる大規模事業であるにもかかわらず、小池都知事が調査特別チームを立ち上げ、文書を探したが、見つけられないという状況が明らかになった問題。

加計学園問題では、50年以上認められなかった獣医学部の新設が、総理の友人が理事長を務める加計学園だったということで、首相が便宜を図ったのではないかという疑惑に対し、「総理のご意向」の文書について、文書の存在やその内容を否定した政権と、「あるものがないことにされてはならない」と証言する前川文部次官。

国の最高責任者が自分の身内に便宜を図ることにつながる事態を招いていること、そして、公文書の取り扱いを巡って政権と官僚の考えに相違がある現状が明らかになりました。

遅れている日本の公文書管理体制

瀬畑氏によれば、こうした公文書の取り扱いを巡っての認識のずれやごまかしがまかり通る背景には、日本の公文書管理に関する考えが、海外に比べて遅れており、公文書管理体制の不備が戦前、戦後を通じて続いてきたことがその要因となっているということです。

日本は、イギリス、フランス、アメリカといった、市民運動から生まれた公文書の管理体制を持つ国々に遅れを取っているだけではないようです。

中国では王朝の正史編纂のために公文書の管理体制が、伝統的に作られてきたそうです。

また、韓国と比べても日本の公文書管理体制はずいぶんと遅れているというのです。韓国では、王朝、植民地時代、建国以降の3種類の公文書管理体制があるそうです。

一方、日本の公文書管理体制の整備は、福田首相の熱意によって、ようやく公文書管理法の整備にこぎつけ、2011年がその施行の年となっています。

みんなで考え、改革していきたい日本の公文書管理制度

この公文書管理法の理念の浸透も管理体制の整備も今もってまだまだ不十分な中で、今回のような問題が長期政権下によって引き起こされていることは、日本の政治にとって大きな不幸としかいいようがありません。

国民の知る権利をないがしろにしていては、決して良い政治はできないと思います。

ぜひ、この公文書管理制度の問題については、日本の政治を良くしていく礎として、

皆さんとともに考え、整備体制を進めていきたいと思います。

 

超少子高齢化社会 ~地域活動から地域づくりを考える その2~

生活不活発病を防ぐには?!

高齢の男性は、多くの方が、自分で食事を作ったり、掃除洗濯をしたりという家事が苦手で奥さんにまかせっぱなしの方も多いと思います。

何もしないで、おうちにいると、生活不活発病にどうしてもなります。

奥さんが出かけようとすると、そのたびに、「どこに行くの?何時に帰ってくる?ご飯は?」と言われて。

濡れ落ち葉のようにくっついてくる旦那さんの世話に、疲れ果てている奥さんも、結構いらっしゃいますが、自分のことは自分でできれば、実は男性自身も楽しいし、世界も広がるし。自分助け、奥さん助けになります。

男女平等の視点から、男女共同参画はぜひ若いうちからやっておくべきだと思いますが、でも手遅れかもしれないけど、まだ間に合います!

食を通しての交流、情報発信は、男性にも自身の食や生活を考えるよい場になるのではないでしょうか。

奥さんが先になくなることだってあるわけですし・・・。

そして、運動も大切ですよね。女性は、男性よりも筋肉の量がもともと少ない上に、運動の習慣がない方も結構います。適度な運動の習慣のある人は、男性も女性もやはりお元気です。毎日40分の運動習慣がある人とない人では、ガン予防、認知症予防、寝たきり予防の点からも違ってくるようです。

地域でも踊りをやっている方は、お元気な方が多い気がします。グランドゴルフなどの運動もそうですが、音楽・芸能をやっている方も、活動そのもので元気になり、また、仲間づくりでも元気になりと、とても生き生きしていらっしゃるなと思います。

とにかく地域には、多種多様な方がいて、人の興味も様々、才能をお持ちの方もたくさんいらっしゃいます。

サロン活動は、多種多様なテーマからアプローチして、自分の得意分野の講師をやる人、興味を持って教わる人、双方の人を、地域から人材発掘しながら、取り組んでいけたらいいなと思います。

ただ、問題は、活動の場所。場所の確保はなかなか大変です。

私が、今後ぜひ、進められたらいいなと思う食を通した交流には、キッチンが必要です。地域の中に、キッチン付きの交流スペースがあると本当にいいなと思います。地域のカフェとのコラボも一つのやり方かもしれませんが、これからの課題かなと思います。

地域包括ケアは多世代で

~高齢者だけでなく、子ども、障がいをお持ちの方も、みんなで~

国が地域包括ケアという概念を打ち出してきてから、高齢者の地域包括ケアという言葉だけは一般的になってきました。今、地域包括ケアは、高齢者の視点から論じられることがどうしても多いのですが、地域を考えれば、世代ごとにわけていてもうまくまわっていかないと感じます。世代を超えた交流も今後の大きな課題ではないでしょうか。

今、八王子でも地域の有志の人たちが子ども食堂をやられているようです。とても素晴らしいことだと思います。

八王子市が地域包括ケアの目玉として力を入れている高齢者のサロンは、当然、高齢者の視点で進められているわけですが、今後このサロンも、一定のノウハウが見えてきたら、子どもの活動をしている方とも融合しながら、今後は、多世代交流の視点から、高齢者だけでなく、子どもも、障がいをお持ちの方もみんな集えるような方向で、進められたらと思います。

「ユニバーサルデザインで、みんなが集える場所をつくって行けばいいんだよ。」こんな言葉を最近高齢者の方からもよく聞きます。

行政も縦割りを越えて、生活実感の中から今後の制度づくりを進めていくよう、ぜひ行政に働きかけていきたいと思います。

超少子高齢化社会 ~地域活動から地域づくりを考える その1~

地域活動から痛感するもの

私は、今、オールドニュータウン、めじろ台で暮らしています。

めじろ台は、40年前に開発されたまちですが、同世代の人が一気に入居するにユータウンのまちづくりの宿命、一気にまちが高齢化するという問題に直面しています。

私は、ここ8年余り、「めじろ台安心ねっと」という地域の高齢者福祉の団体のメンバーとともに、高齢者福祉の活動をしてきました。

そして昨年は、さらに町会長も務めるなど、地域活動に取り組んできましたが、

その活動を通して、高齢化問題を骨身にしみて感じました。

町会運営やお祭りでのマンパワーの不足という問題が現実のものになってきました。

今後、団塊の世代が、後期高齢者を迎える2025年問題も間近です。

私の両親もまさに80前後の高齢者ですし、自分も年を取るわけです。

日常活動の中で、今後の日本社会の未来、地域のあり方、医療・介護の問題など、否が応でも考えざるを得ません。

まずは、高齢者の元気をつくる!

高齢者の方といろいろとおつきあいをする中で、感じるのは、一言で高齢者といっても年の取り方は、人それぞれということです。

高齢がみんな、病気だったり、介護が必要になったりしているかと言えば、そうではないわけです。

少子高齢化社会の中、いかに医療・介護の制度の社会保障を維持するのかを考えた場合、やはり高齢者の元気と健康づくりをしっかりやっていきながら、医療や介護が必要な人に必要な医療・介護サービスをしっかり届けられる体制をつくることが今後の大きな課題になってくると思います。

高齢者の就労も今後の課題

ちなみに、八王子市の平成26年データを見ると、総人口約563,000人のうち、65才以上の高齢者人口は、約13,5000人です。そのうち、就労人口65歳以上は、23,700人。

つまり高齢者でも働いている人は6人に1人は働いている計算になります。

男性が仕事を辞めたとたんに、ふぬけになって何もすることがなくなって、元気がなくなるというパターンもあります。

自分の父親を見ていて思うのですが、80才を過ぎても仕事をしている父は、なんだかんだ言っても、ありがたいことに元気で、父に仕事があってよかったなって本当に思います。

仕事大好きな人は、ずっとお仕事していてもいいわけですし、今後の高齢者は、年金の金額も少なくなっていくことを考えると、生活そのものの維持という点からも、就労は、今後の課題だと思います。

健康寿命を伸ばす地域づくりは重要

認知に課題のあるの方は、約11,500人。 介護認定を受けている方は、23,900人。

年齢が高くなれば高くなるほど、医療・介護のお世話になる方は増える傾向にあると思いますが、私が地域で活動していて感じるのは、町会や、老人会などで地域活動をしている方は、ご高齢でもお元気でいらっしゃるということです。

一方、今日、行く場所も、今日、用事もないとなると、家でお菓子を食べて、お茶を飲んで、テレビを見てと、不活発病にもなり、やはり介護のお世話に早いうちからなる傾向はどうしてもあると思います。

だから高齢者の教育と教養の場づくり(今日、行く場所と、今日、用があるところ)をつくっていくことが、ご自身の心がけとしても、地域の取り組みとしても必要だなと思います。

高齢者の居場所づくりサロンの取り組みと課題

今、私が住んでいるめじろ台や、様々な地域で、高齢者の居場所づくりとしてサロン活動などの取り組みが各地域で進められています。

高齢者の元気づくり・健康づくりにつながるサロン活動とはどうあるべきかを模索している団体も多いと思います。

サロン活動は始まった当初に比べ、定着してきたことは良かったなと思いますが、一方で、リピーターには人気でも、まだまだ利用は一部の人に限られているという悩みもあります。今後は、行政のお知らせの仕方の工夫など改善の余地があります。

サロン活動には、コミュニティカフェのサロン、音楽を聴いたりするサロン、介護予防体操などのアクティビティのサロンなどいろいろな取り組みがあると思いますが、

さらに私が今後広がっていけばいいなと思うのは、食を通しての交流の場づくりです。