なぜ日本人は自己肯定感が低い人が多いのか

日本人の自己肯定感は世界的に見ても低い状況があります。

内閣府の調査を見ても明らかですが、自分を自分で肯定できないと、自分に価値を見いだせず、人生の幸福度も下がってしまいます。

若者の自己肯定感に対しての内閣府の調査は以下をご覧ください。

https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26gaiyou/tokushu.html

こんなに物質的には恵まれている今の日本で、自己肯定感をはぐくめない要因はいったいどこにあるのか、いろいろと考察してきましたが、

日本の教育のあり方や文化が影響していると私は、考えています。

皆様はどのようなお考えをお持ちでしょうか。

私は、学生時代から英語に興味があり、それを学びながら、外国の文化にもいろいろと触れる機会がありました。

その中で、日本の文化や風土の良さと同時に、課題も感じて来ました。

少し長くなりますが、良かったらお読みください。

私は、学生時代から長年、折に触れ、国際交流をしてきました。

英会話の講師をやっていたこともありますが、子どもの頃から、英語や外国の文化にとても興味があったように思います。

子どもの頃からのテレビや、大阪万博での体験など、いろいろと背景的にありますがが、子どもの頃は、どっぷり日本の文化に浸かりながら、アメリカ文化にあこがれの心を持っていた気がします。

もう一つ、私が英語やアメリカの文化に興味を持つきっかけは、私の父の影響かもしれません。

私の父は、学生時代は、横須賀に下宿し、東京の大学に通っていました。その時、知り合いになったアメリカ人の人とコミュニケーションをとるために、父なりに英語を話していたようですが、その話と父の英語がおもしろくて、興味しんしんで、話を聞いていました。

私は、大学生になってからは、青年の船や学生ツアーでヨーロッパに行ったことなどから、英語力を上げて、コミュニケーションできるようになりたいと思い、留学生と友達になったり、お金を払って英会話のレッスンを受けたり、いろいろやってみました。

その後、英会話の学校に通い、自分の結婚式にもアメリカ人の英語の先生に来てもらったりするくらい、結構、国際交流が日常的だった私です。

若い頃、海外旅行をすることにより、異文化体験をしたこと、また、英会話教室に通ったり、アメリカ人やイギリス人、時にはオーストラリア人の英会話の先生と日常的な交流をしたり、

また中国人や韓国人、フィリピン人、インド人、マレーシア人、インドネシア人、いろいろな方との交流を経験してきたこともあり、何も予備知識もなかった私が、体当たりの経験の中で、

知らず知らずのうちに、比較文化という視点を持つことになったと思います。

特に食や生活習慣面ではカルチャーショックを受けることも多かったと思いますが、

外国の文化と触れることで、逆に、日本人とはどういう国民なのか、日本の文化はどういうものであるのか、日本人の中でも、私はどういう考えを持っているのか、このことを常に自分自身に問う機会が多かったと思います。

というのは、英会話のレッスンでは、よくこんな質問がでます。

What’s your  opinion?

これに対して、よく日本人がやってしまうのが、We ,Japanese としゃべり始めてしまう。

すると、英会話の先生は、あなたの考えを尋ねているので、あなたの考えを話してくださいと必ず言われます。でも、自分の意見となると、黙り込んでしまって話せなくなる光景がグループレッスンの中でよくありました。

それは英語力が自分の考えを表現できるほど十分でないということばかりでなく、

自分の考えを日本人は明確に持って、これが私の意見ですということを表明する機会が、日常生活でも学校生活でも、あまりやって来なかったからではないかなということが要因としてあると思います。

そして、What’s your choice?

この質問も結構、黙ってしまうんですね。

アメリカ人は子どもの頃から、常にこの質問を親にされて、ちゃんと答えることを要求されるわけですが、

日本の文化は、おまかせで、おまかせに沿っていることがいいことでもある、そんな文化の側面があります。

そして、学校教育の中でも、私たちが若い頃受けてきた教育は、ものすごい偏差値教育で、

とにかく良い学校に行って、いい仕事に就いてという、自分を殺して、勉強するのが美徳みたいな風土がある中で、自分の意見って何だっけ?なんていう人がどんどん増えてきてしまったのが、日本であるのではないかなと思います。

自分の意見を表明することは、子どもの権利条約の中で保障されている権利ですが、この子ども権利条約の内容が、実はあまり学校教育の中で消化、そしゃくされていなくて、権利ばかり主張して義務を怠るのはおかしいので、権利とか言わないでほしいとか言っている校長先生もいましたが、

すべての子ども達には、大きく分けて、生きる権利、育つ権利、守られる権利、参加する権利があります。

その参加する権利では、自由に自分の意見を言ったり、グループを作ったり、自由に活動したりすることを保障するという考えがありますが、

得てして管理教育の中では子どもが意見表明するのではなく、先生の指示に従って行動できることが大きく評価されたりする傾向があるのではないでしょうか。

学校教育では、これで良くても、社会に出ればそうはいきません。

自分の意見をしっかり持って、問題解決できるよう知恵を出していくことが求められていくわけです。

言われたことをしっかりやればいいのは、過去のこと。

今、日本もサバイバルしなければならない時代。

みんなそれぞれが一生懸命、持ち場で考えて、知恵を出してやっていかなければ社会は成り立ちません。

これまで私が接してきた外国人の方は、みなさん、超難関試験を突破して、国を代表してきている人など、超優秀なエリートの方々が、留学生としてきていることが多く、

言葉の能力、学問の能力、コミュニケーション能力の高い、国を背負っていくような人材の人達が日本で勉強している姿からとても刺激を受けました。

ちなみに14才で大学に飛び級で入学した中国人の人なんか、めちゃくちゃ優秀。

とてもついて行けないくらい、頭が良かったです。

これからは、日本にも外国人労働者が好むと好まざるとに関わらず、入ってきますが、日本の文化の良いところをしっかりと地域で守りながら、一方で、国際的にも活躍できる日本人を育てていくことが大切だと思います。

それには、まず、自分の意見を表明し、参加することを学校教育の中でもしっかりとやっていくことが大切です。

自分で考え、自分を表現し、行動して、やってみて失敗してもいい。そして成功すればまた、それが自信につながります。

日本の学校教育の素晴らしいところと、今ひとつ欠けている部分とあると思いますが、良いところを伸ばしながら、子ども達が自分らしさを発見し、その能力を発揮できるよう、学校教育のあり方、社会の風土のあり方を良い形で変えていけたらいいなと思います。

そして、自己肯定感をしっかりと育める時、やっぱり、人の幸せ度は上がっていくと思うのです。

 

 

 

 

若い時から、大学生になったばかりの頃、国際交流にアメリカ人の英会話を勉強し、https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26gaiyou/tokushu.html

平成を振り返って新たな時代を展望する

私が結婚したのが、実は平成元年。1989年ですが、
世界的見ると、平成元年、1989年の11月にベルリンの壁が崩壊し、12月には、レーガンとゴルバチョフがマルタ会談で冷戦の終結を宣言しました。

実は、新婚旅行には、単独の二人だけでヨーロッパに行きましたが、その新婚旅行は、1989年8月。
ヨーロッパに行くには、冷戦状態の空を突っ切ることはできないので、アメリカのアンカレッジ空港でいったん飛行機を降りて、そこから乗り換え、そこからまたヨーロッパに飛ぶ。
ヨーロッパに行くにはとても時間がかかりました。
今では考えられないことですが。

その頃、私は、英会話をイーオンで習っていて、アメリカ人の先生と新婚旅行での話をしたと思ったら、
なんと、11月には、ベルリンの壁が落ちて、冷戦終結。
こんな事があるのかと、英会話の時間には、アメリカ人の先生を囲んで、冷戦終結の世界的な大転換を、興奮して話したのを今でも鮮明に覚えています。

当時誰もベルリンの壁が落ちるとは思っていなかったと思いますが、
でもゴルバチョフ書記長の胸の中には、冷戦終結の熱い夢は常にあったと、若かった私ですが、
感じ、時代の山が動いた感動を今も忘れることはできません。

その後、アンカレッジ空港も必要がなくなり、ドイツの緑の党の訪問、視察に行ったときは、飛行機は、ロシア上空を飛んで、世界が変わったのをそこでも感じました。

長くなりましたが、
平成の時代のスタートは、冷戦の終結の年でありました。
そして、2018年、平成30年は、世界的に見ても、まさに大きな気候変動が起き、様々なな災害が多発。日本列島も災害列島と化しました。また、マイクロプラスチックによる海洋汚染など、衝撃の事実が次々と明らかになっています。

これまで人類が築いてきた、科学技術によって、発展を遂げてきましたが、自然の猛威の前で、科学技術とシステムが通用しない側面が急浮上しています。

これからまさにどのような時代をつくるのか、大きく問われています。

行き着いた簡単便利、快適から、自然を大切にした人類にしなければ、私たち人類は生存できなくなる危機もやってきてしまいます。

しかし、ピンチは、チャンス。

私は、人と自然とを大切にする新しい時代をつくっていきたい。

もっと、人も自然も大切にされていいと思います。

中央集権的な行政の形が採られてきた日本では地域の中でできることは、限られているように見えます。

しかし、やる気になればいろんなことができるはずです。
そして、人々の生活や人のつながりで考えれば、地域こそがまず大切ではないでしょうか。

地域だからこそ、国が取り組めていないことを先駆的にやれることもある。

地域が変われば国も変わる。

身近なことから地域から。

新しい時代のまちづくりを、地域の中で皆さんとともに進めていきます。

こうであっても、こうはできるを、積み重ねれば、地域は、変わる。社会は変わる。
みんながその気になれば、変えられると信じています。

そして、ゴルバチョフのように、みんなのために、新しい時代を築いていこうと考える、志のある政治家が増えていくことも、本当に大切だと思います。

新しい時代のまちづくりを皆さんと一緒に進めていきたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

新たな時代の幕開けをともに 今年もよろしくお願いいたします!

新年明けましておめでとうございます。

皆様はお正月をどのようにお過ごしでしょうか。

平成最後の年は、日本列島で台風や集中豪雨、大地震など自然災害が多発し、様々な課題が浮上した年でした。

これまで築いてきたことが通用しない時代が来ている。そんなふうに感じていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。

日本は超高齢化社会、人口減少社会に突入していますが、昨年、政府は、労働人口の確保に向け、外国人労働者の受け入れ拡大に大きく舵取りをしました。

これの政策転換は、まさに、江戸の開国ほど大きな転換でもあります。

正面から国のあり方を議論せざるを得ない状況が来ているということです。

また、世界的に見ても、大きく気候が変動し、災害が多発し、海のマイクロプラスチックによる海洋汚染、また放射能汚染の問題など、人類が大きな壁に直面していることを実感する年でした。

不思議にも、平成という一つの時代が終わるこのとき、人類の歴史も一つの節目を迎えたのかなという気がします。

平成が終わり、新たな元号に替わる。いったいどのような元号になるのか、気になりますね。

天皇陛下の「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに,心から安堵どしています。」とのお言葉。

とりあえず、戦争がなかったことだけは良かったと、私は、思っておりましたので、そのお言葉をとても感慨深く聞かせて頂きませした。

課題が山積みのようですが、ピンチはチャンスでもあります。

閉塞感に押しつぶされそうな思いでいる若者が増えています。

病気になる若者が増えている。このことは日本社会への大きな警鐘と私は捉えています。

もっと人と自然を大切にしたい。

希望が持てる、一人ひとりが輝く地域社会にしていきたいと切に思います。

新しい年を迎え、新しい時代を創っていくまちづくりを皆さんと一緒に進めていきたいと、決意を新たにした元旦です。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

「今海で何が起きているのか? ~マイクロプラスチックと海洋汚染の問題~」

21世紀には、プラステックの生産が激増しました。

プラスチックは大変便利で、私たちの生活には欠かせない存在です。しかし、生活で大量に使われたプラステックが海に流れ出し、マイクロプラスチックとなって、海の汚染を引き起こす環境問題が今、急浮上しています。

最近、マスコミがこの問題を取り上げるようになり、海の生態系への影響や私たちの食卓に上がる魚介類の汚染を心配する声も聞かれるようになりました。

今後、私たちは、プラスチックとどのように付き合っていけばいいのでしょうか。私たちにとって、プラスチックは身近な素材ですが、その性質については知っているようで知らないという方も多いと思います。

今回のまちづくり市民講座では、プラスチックの研究を長年してこられた東京海洋大学名誉教授 兼廣春之氏を講師にお招きし、お話をお聞きします。

海の環境汚染の現状をまず知り、プラステック問題解決に向けて対策はあるのか、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

ご参加お待ちしています。

 

日時:12月9日(日)14:00~16:00

場所:八王子市由井市民センター 調理室

八王子市片倉町702−1   Tel 042-635-8028

       講師:東京海洋大学名誉教授 兼廣春之氏 

参加費:300円 (資料代)

*申込先: info88@wakaokimie.jp

          Tel/Fax 042-668-1020

お知らせのチラシは下記をクリックしてください。

まちづくり市民講座「マイクロプラスチックと海洋汚染」お知らせ

 

一日一杯、できれば二杯の味噌汁と「まごわやさしいよな」

皆さんは、毎日どんな食事をされていますか。

若い女性の乳がんなど、病気になる方も増えています。健康と食の関係の重要性を改めて感じています。

一日いっぱい、できれば二杯の味噌汁を

私がお進めしたいのは、味噌です。一日いっぱいの味噌汁を飲むことは、日本人の食生活の基本だったはずですが、忙しいと味噌汁まで手が回らないという状況になったりします。

私も、いろいろと勉強していくなか、改めて味噌の奥深さを実感し、しっかり味噌を食べていきたいと思っています。

乳がんに関する興味深いデータ

国立がん研究センターが実施した疫学的調査で、味噌汁や豆腐、納豆などの大豆製品の摂取量、そこから計算されるイソフラボンの摂取量と乳がんの罹患率の関係を10年間にわたって追跡したそうです。

岩手、秋田、長野、沖縄の4県14市町村に居住する40~59歳の女性21‚852人を対象にした調査で見えてきたこと、

それは、「味噌汁1日1杯未満」の人の乳がん罹患率を1とすると、「1日2杯」の人の罹患率は0.74、「1日3杯以上」の人の乳がん罹患率は0.6の数値だったというのです。

「味噌汁1日1杯未満」の人よりも、2杯の人は26%、3杯以上の人は40%も、乳がんの罹患が減少している。つまり、一日に2杯の味噌汁、三杯の味噌汁を飲んだ方が、乳がん予防になるということです。

乳がんの発症と女性ホルモンのエストロゲンの関係

乳がんの発生には女性ホルモンのエストロゲンが深く関わっていて、妊娠や出産経験のある女性に比べて、ない女性は乳がんの発症リスクが高く、さらに初産年齢が遅いほどリスクが高いことがわかっています。
また、肥満や飲酒習慣、喫煙もリスク要因であることが知られています。

毎日の味噌汁は、免疫力を高め、病気に負けない体をつくってくれるだけでなく、男性には糖尿病予防、女性には、肥満予防にも効果的だそうです。

(調べてみると、女性と男性では、味噌汁の効果の出方は同じではないようで、その辺は不思議というか、おもしろいというか。)

また、更年期の女性にも、豆のイソフラボンは、有効です。減少したエストロゲンの機能をイソフラボンが補ってくれるとのことです。

生きたお味噌のお味噌汁は酵素もたくさん

味噌汁には、麹が含まれており、酵素がたっぷりとあることから、解毒作用もあるということです。

塩分の問題についても、味噌汁は余分な塩分を排泄する機能もあるとのことで、味噌汁に含まれる塩分は問題ないという研究データも出てきているとのことです。

塩分については、スナック菓子などの塩分の方が課題なのではないでしょうか。

腸活にもなる味噌、日本人の伝統的な食事の基本である、体にいい味噌汁はしっかり摂りたいものです。

お味噌はぐつぐつ煮ないで食べた方が生きた酵素を摂るにはいい

ちなみに、ローフード講座でも学びましたが、酵素が生きているお味噌汁を作るには、お味噌の麹が生きている状態であること、またお味噌の具が煮えて味噌を入れる時には、少し冷ましてから、酵素が死なないように、せいぜい70度くらいまでに押させておくことが大切とのことです。

味噌は、多少高くても、ていねいに作られたもの、麹が生きたものを買うようにした方がいいなと思います。

味噌がいいと、お味噌汁もときめきのおいしさになりますので。

「まごわやさしいよな」を食べよう

最後に、一週間のうちに、これだけのものを食べているか、私も日々、点検してみたいと思います。

ま・・・豆

ご・・・ごま

わ・・・わかめ

や・・・野菜

さ・・・魚

し・・・しいたけ、きのこ類

い・・いも

よ・・・ヨーグルト、味噌、納豆、しょうゆなど発酵食品

な・・・ナッツ

ナッツを入れたのは、アメリカの調査で、ナッツを食べている人は長生きだというデータがあること。

ヨーグルトの「よ」となっていますが、ヨーグルトは、豆乳ヨーグルトなど日本人には、植物性の乳酸菌がいいという説もあります。

最近お味噌の消費量が減ってきているという話を聞きますが、ヨーグルトだけでなく、生きている味噌を食べれば、発酵食品は、ばっちりですね。

忙しくなっている時期だけに、私も気を付けたいと思ってます。

みんなで健康づくりがんばりましょう!

特に、デリケートな体のしくみを持つ女性は、男性以上に不調を感じやすいので。

皆さんと一緒にがんばっていきたいと思います。

 

 

AYA世代(思春期・若年成人)の病気が増えている 

高齢者になっても元気でいられる

人はどのように老いていくのか、また、病気になるのか、健康になるためにはどういうことが大切なのでしょうか。

私は、地域で高齢者の居場所づくり、交流の場、介護予防などの活動を行ったり、講演会に行ったり、本を読んだり、いろいろと情報収集して来ました。

活動しながら、改めて感じるのは、高齢になったからといって、みんなが病気になるわけでもなく、介護が必要でもないということです。

私が通う体操教室では、80才過ぎた高齢の方でも、本当にお元気で、2時間みっちりの体操を私と同じようにこなすことができます。

お聞きしてみると、50代という筋力低下が始まる時期に、しっかりと体操などをし、食生活にも気を配っていらっしゃるようで、人生の大先輩方のはつらつとお元気な様子に、私も負けてはいられない、がんばろう。そして、多くの方がこんなふうに元気でいられるといいなと思います。

若い世代の病気が増えている

しかし、一方で若い世代を見ると、若いから元気、健康かと言えば、実はそうではないことが最近明らかになってきています。

国立がんセンターは、15才から39才のAYA世代の種類別のがんの罹患率を公表しています。

そのデータによれば、1年間にがんと診断されるAYA世代は推計約2万1千人。10代は白血病、30代は女性の乳がんが最多だというのです。40歳未満に多いがんの種類を初めて分析し、年齢層ごとに大きく異なる実態がわかったということです。

若い世代は、本来、体力的には一番パワーがある世代だと思いますが、ライフステージからいくと、進学、就職、結婚、出産など、さまざまなライフステージの変化があり、ストレスを抱えやすい時期でもあります。

食生活に課題がある若い世代

また、学生の食生活についてヒアリングしてみると、親御さんから離れてくらしている場合、自分でしっかり自炊をしてきちんとした食生活をしている人の割合はそれほど多くないと感じます。

また、自宅から通っている場合、すべて親御さんにやってもらって自炊をする経験がない人も多く、学生のうちは、親にすべてやってもらって、食生活は大丈夫でもその後が

食についての知識や食事をつくるスキルがないと、きちんと栄養が摂れていなかったり、添加物がはいったものや、外食続きの食事で、食事に偏りがあっても、問題意識がないまま過ごすことになります。

ある学生さんは、学生生活のストレスに加え、偏った食事が原因で全身アトピーになってしまったそうです。

徹底的にストレス対策や食事の見直しを行った結果、改善することができたそうですが、見直しができたことはラッキーだったかもしれません。

しかし、他の学生さんは、学校に通えないほどアトピーが進行し、改善が思わしくないとのこと。

でも、アトピーなどの症状が出て、食生活などの見直しをするチャンスがあればまだ幸いです。いきなりガンなどの病気になってしまうとさらに深刻です。

学生の頃からしっかりと食生活の重要性を学び、命を支える食事を自分でつくれるようにしていくことは、重要です。

というのも、時間のある学生の時に、自分で食事を作ることができなければ、就職して忙しくなれば、もっと食事をつくるということを学ぶことは難しくなってきます。

先日もある大学の先生や学生さんたちとご一緒する機会がありましたが、世代的に、添加物まみれの食生活をしてきている若い世代は、今の高齢者ほど長生きができないのではないかとのお話をされていました。

本当にそうかもしれません。これまで私は高齢者問題を中心に医療・介護問題のことを一生懸命考えてきましたが、もしかしたら、若い世代の方が危ないかもしれないと思い始めたところ、国立がんセンターの統計の数値を見てがくぜんとしました。

また、若い世代では、食生活の課題と、低体温の問題もあります。

体を冷やすァッション、体を冷やすクーラー、食べ物、飲み物、若い世代の運動不足、筋力低下、スマホ。パソコンの使用による姿勢の悪さ、日常的な化学物質への暴露。

それに、長時間労働や長時間通勤、ストレスが加わればいくら若くても調子は悪くなり、病気にもなります。

保健福祉センターでは、健康づくりの支援が行われいますが、AYA世代の健康支援は、重要課題だと感じています。ぜひしっかり若い世代に対しても、健康への発信をしてほしいと思います。

 

 

まちづくり市民講座「いつまでも元気でいるには~東洋医学からのアプローチ~」を開催します。

長時間の仕事に加え、長時間の通勤、日常生活の様々なストレス。

子育てや介護を抱えていらっしゃる人はさらに負担がかかっていきます。

健康を維持するのは、結構大変です。

今回のまちづくり市民講座では、

「いつまでも元気でいられるには~東洋医学からのアプローチ~」と題して、

鍼灸師の原田修二郎さんを講師に、

東洋医学からの健康づくり、病気予防、病気の改善についてのお話をして頂きます。

日時:10月27日(土)14:00~16:00

場所:八王子市北野市民センター展示室 (7F)

参加費:500円

東洋医学の経絡や体や病気のとらえ方についてのお話をしていただき、

さらに、実演もあります。

爪楊枝を使った、ツボの刺激の仕方や、温灸、体操、多方面から、

生活の中でできる実技も学べますので、とても実践的な講座になると思います。

詳しくは下記をクリックして、内容をご覧ください。

まちづくり市民講座チラシ10月27日開催印刷原稿

お申し込みおまちしています。

 

 

まちづくり市民講座「これからの防災を考える~命と財産を守る備えできてますか?~」

まちづくり市民講座を開催します。

テーマは、「これからの防災を考える ~命と財産を守る備えできてますか?~」

ご参加お待ちしています。

一部 八王子市防災課 出前講座

2部 若尾きみえ活動報告 倉敷市真備町での災害ボランティアを通して

3部 みんなで防災を語ろう

下記をクリックしていください。

まちづくり市民講座2018.9.29防災講座案内 ←ここをクリック

お申し込みは、info88@wakaokimie.jp

もしくは、このホームページのお問い合わせにてお申し込みください。

大阪北部の震災を受けて ~日頃の備えがやっぱり大切~

6月18日、大阪北部で大地震が発生しました。お亡くなりになった方々、被災された方々に心から、ご冥福とお見舞いを申し上げます。

23年前の阪神淡路大震災では6434人もの方が亡くなり、その後2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震を受け、地域や行政の防災への取り組みが進められてきたと思います。

私の叔母が神戸で阪神淡路大震災の時に被災し、家が壊れ、経営していたお店が焼失し、生活再建が大変でした。

その後、東日本大震災で私の友人が仙台で被災し、私も仙台に住んでいたことがあるので、とても人ごとではありませんでした。

私は、防災について様々な情報収集をし、被災地を訪れた、教訓を生かさせて頂くという思いで、町会の自主防災でも活動を推進してきた立場でありました。

しかし、今回の地震を受けて、人はいつの間にか、「まだ大丈夫」「自分だけは何とかなると楽観の気持ちに流れてしまう。そのことを痛感しています。

首都直下地震もいつ来るかわかりません。

改めて、地震災害の被害状況を振り返り、教訓として生かしながら、自助・共助・共助、そして近助力アップをしていくことが重要だと再認識しています。

*首都直下地震(M7.3, 30年以内䛾発生確率:70%、震度7、被災地 人口(震度6弱以上):約3,000万人、想定死者数:約2.3万人、震災が れき量:9,800万トン、被害額:95兆円、首都機能䛾喪失を伴う

延命治療は? ~在宅診療医 松本院長のお話をお聞きしました~その2

延命治療を希望するのか、しないのか どう本人の意思を医師に伝えるのか!?

延命治療は希望しないと本人が思っていても、病院に行けば、結局、家族の意向を優先に方針が決められていくのではないか。

延命措置についてどう本人の意思を伝えられるのかは、大きな課題です。

以前、「介護の社会化を進める一万人市民委員会in八王子」で在宅診療医として活躍されている数井先生をお招きし、お話を頂いたことがあります。

お話を聞きながら、改めて本人の意思を医療関係者に伝える難しさを感じました。

「救急車を呼ぶのは、延命してほしいからでしょ。医師は患者が運ばれてくれば延命しますよ。延命してほしくないんだったら、なぜ救急車を呼ぶんですか。」

こういう話になると、それはその通りなんだなと思います。しかし、

(かかりつけの在宅診療医の先生がいて、すぐに見てくだされば別ですが、)

通常、医療の素人である家族は、緊急処置で助かるものなのか、もうだめなのかもわからないし、医師にみてもらって判断をしてもらうしかないので、救急車を呼ばざるとを得ないというのが現状ではないでしょうか。

でも、病院に運ばれても、呼吸器を付けたり、胃ろうをしたりするような延命治療を本人が望まない時は、いったいどのようにその意思を伝えたらいいのでしょうか。

少しでも長く生きていてほしいと思って、延命治療の選択をしてしまうご家族もあると思います。

しかし、ご家族だって、悩みます。

良かれと思って選択した延命治療が、本人を苦しませることになってしまったのではないかと、ずっと悔やんでいるというご家族のお話をお聞きしたこともあります。

何とか、もう少し延命治療の問題について道筋を付けられないのかと思います。

松本先生のお話で得られたヒント

今回、めじろ台安心ねっとが開催した松本先生の講演会で、延命治療とは何なのか。延命治療についての本人の意思を伝えるために、救急医療情報への記載は有効ではないのか、などお聞きしてみました。

というのも、私が活動している「めじろ台安心ねっと」では、万が一の時に備えて医療情報を医療関係者にきちんと伝えるため、

消防署にもかけあい、東京消防庁の救急活動基準の見直しや、地域への救急医療情報キットの導入を先駆的にやってきた経緯があります。

また、めじろ台安心ネットで作成した「安心ノート」にも延命治療についての希望を記入する欄を設けたりもしております。

(ただし、救急医療情報キットの項目には、延命治療についての項目は入れていません。)

一方、八王子市が市として新たに展開してきた救急医療情報の項目では、延命治療についての記載があるとのことです。

松本先生からは、延命治療については、骨折とか血が出ているとかに帯する治療や、脳梗塞などへの薬の投与などは、通常の治療の範囲でしょう。

その行為をすることで回復が見込まれると思われる治療なのか、今後も回復は厳しいと予想される中での治療なのかという辺りのお話がありました。

また、救急医療情報に書いてある延命治療についての記載事項は、本人の意思として尊重され、医療の選択に反映されているのかお聞きしたところ、

そこに書いてあるからそれが本人の意思だと受け止めて、反映してはいない。

医師は、本人の意思が直接確認できない時は、家族との相談で決めているのが、現状だということでした。

救急医療情報に記載してあっても意思が反映されない理由とは

なぜそうなるのでしょうか。

松本先生のお話では、延命治療について、国はガイドラインを作成し、一定の方針が示されて、昔のように医師が訴えられるような状況でなくなっているものの、ガイドラインはあくまでも法律ではなく、ガイドラインである。

救急医療情報に延命治療についての記載があっても、いつ判断したか、日付がきちんと書かれていない。もしかしたらずいぶん昔に判断したことで、考えが変わっているかもしれない。

本人の意思が確認できない時は、やはり家族の判断を優先するのが、現状とのことでした。

ただし、本人が、手記などいろいろとつづって、本人の意思が読み取れるようなものがあれば、医師は、裏付けとして本人の意思表示を尊重していくような流れにはなっていくだろうということもお話されていました。

松本先生のお話をお聞きして、なるほどと思いました。

確かに、本人の意思が記載されているといっても、いつ書かれたものが、はっきりしないと困る。

そして、医療を受けるサービスの受け手が、延命治療が何であるかをまだまだ十分理解でいていない可能性もあり、正確に延命治療のことを知らないかもしれないという状況で行った判断というのは、医師としてもとてもそのまま尊重できない。

かつてのような、医師が殺人罪に問われるようなことは今後はなくなっていくとは思われるが、まだまだ医師が訴えられる可能性があるという現状がある中では、医師としては、家族の意向を反映せざるを得ない現状があるということも理解できました。

本人の意思を家族にまず伝えることが大切

おりしも、私の身近でも延命治療をどうするかの判断を迫られた事例がごく最近ありました。元気でも大怪我をすれば、生死をさまようような状況に突然なります。

自分も家族も元気で怪我もしなければ、この問題は、全く関係ないで済みますが、実は、いつ誰が遭遇するかもわからない問題でもあるのです。

救急医療情報の記載事項が直接医療関係者の判断に使われなくても、もし、本人の意思を家族があらかじめ知っていれば、家族も当惑することなく、本人の意思を医師に伝えられると思います。

そういう意味から言えば、救急医療情報キットへの記載や、「安心ノート」への記載は家族とのコミュニケーションツールにもなり、決して無駄ではないと感じました。