めじろ台1丁目の自主防災隊では、熱心な活動が行われています。 日本赤十字奉仕団の方を招いての勉強会が、今年も9月25日開かれました。 レジ袋やストッキングで腕を固定する方法を学ぶ 防災意識の高まりも受け、めじろ台の地域の方の熱心な参加がありました。

私も参加し、骨折や出血をしたときの応急処置のやり方を学び、「暗闇体験」をしてきました。

実際に訓練に参加し、具体的な手法を学ぶと、それにともなって実際の場面をいろいろ想像できます。

暗闇体験・・・アイマスクをして歩く

参加した方たちとお話をする中で、より具体的に防災のことを考えることもでき、たいへんよい機会になりました。 いろいろなところで、少しずつでも自分で体験、実感できる勉強会や訓練が行われるといいなと思いました。

けがをした時の応急処置でできること

昨年の勉強会では、三角巾を使った止血や固定の仕方でしたが、実際には、三角巾がすぐに出てくる家庭は少ないのではないか。 こうしたことを考えると身の回りにあるもので、 できるだけ早く応急処置をすることになるという想定で、

日本赤十字奉仕団の方から・・雑誌を使った骨折時の固定の仕方を学ぶ

ネクタイも包帯の代わりになる!

今回は、買い物袋をさいて、手を吊って固定したり、またパンティストッキングを二重にして、頭の止血や、折れた腕の固定をするやり方、ネクタイを使ったやり方など学びました。

ダンボールで折れた脚を固定するやり方

またダンボールを使っての折れた腕や脚の固定の仕方、傘を使っての固定の仕方なども教えて頂き、かなり現実的で有効な方法を教えて頂きました。

まずは、けがをしないよう家庭内での安全対策が重要

昨年、市が行った総合防災訓練では、医師会の協力も得て、トリアージ(重傷患者と軽症患者の振り分け)を行って処置を進めていくという訓練をしていましたが、現実的には、通常でさえ、救急車がなかなか到着しない状況ですから、さらに地震などの災害時は、救急車を呼んでも来てくれるかどうかわからないということになることが予想されます。

こう考えると、まずけがをしないよう、家庭内での対策が必要です。

暗闇での転倒が、高齢者の場合は、一層危険ということで、暗闇を歩く訓練をして、実際に慌てないという訓練をしました。

「暗闇になっても、すぐに懐中電灯で照らすことができたり、蓄電タイプの照明で停電になると明かりが自動的に点くという装備もしておけばいざという時、困らないね。」と、参加体験しながら、話し合いました。

そして、けがをした時、すぐには医師に診てもらえないことを想定して、痛みをできるだけ軽減できるような、固定の仕方を各自が知っておくことも重要だと思いました。