超少子高齢化社会 ~地域活動から地域づくりを考える その2~

生活不活発病を防ぐには?!

高齢の男性は、多くの方が、自分で食事を作ったり、掃除洗濯をしたりという家事が苦手で奥さんにまかせっぱなしの方も多いと思います。

何もしないで、おうちにいると、生活不活発病にどうしてもなります。

奥さんが出かけようとすると、そのたびに、「どこに行くの?何時に帰ってくる?ご飯は?」と言われて。

濡れ落ち葉のようにくっついてくる旦那さんの世話に、疲れ果てている奥さんも、結構いらっしゃいますが、自分のことは自分でできれば、実は男性自身も楽しいし、世界も広がるし。自分助け、奥さん助けになります。

男女平等の視点から、男女共同参画はぜひ若いうちからやっておくべきだと思いますが、でも手遅れかもしれないけど、まだ間に合います!

食を通しての交流、情報発信は、男性にも自身の食や生活を考えるよい場になるのではないでしょうか。

奥さんが先になくなることだってあるわけですし・・・。

そして、運動も大切ですよね。女性は、男性よりも筋肉の量がもともと少ない上に、運動の習慣がない方も結構います。適度な運動の習慣のある人は、男性も女性もやはりお元気です。毎日40分の運動習慣がある人とない人では、ガン予防、認知症予防、寝たきり予防の点からも違ってくるようです。

地域でも踊りをやっている方は、お元気な方が多い気がします。グランドゴルフなどの運動もそうですが、音楽・芸能をやっている方も、活動そのもので元気になり、また、仲間づくりでも元気になりと、とても生き生きしていらっしゃるなと思います。

とにかく地域には、多種多様な方がいて、人の興味も様々、才能をお持ちの方もたくさんいらっしゃいます。

サロン活動は、多種多様なテーマからアプローチして、自分の得意分野の講師をやる人、興味を持って教わる人、双方の人を、地域から人材発掘しながら、取り組んでいけたらいいなと思います。

ただ、問題は、活動の場所。場所の確保はなかなか大変です。

私が、今後ぜひ、進められたらいいなと思う食を通した交流には、キッチンが必要です。地域の中に、キッチン付きの交流スペースがあると本当にいいなと思います。地域のカフェとのコラボも一つのやり方かもしれませんが、これからの課題かなと思います。

地域包括ケアは多世代で

~高齢者だけでなく、子ども、障がいをお持ちの方も、みんなで~

国が地域包括ケアという概念を打ち出してきてから、高齢者の地域包括ケアという言葉だけは一般的になってきました。今、地域包括ケアは、高齢者の視点から論じられることがどうしても多いのですが、地域を考えれば、世代ごとにわけていてもうまくまわっていかないと感じます。世代を超えた交流も今後の大きな課題ではないでしょうか。

今、八王子でも地域の有志の人たちが子ども食堂をやられているようです。とても素晴らしいことだと思います。

八王子市が地域包括ケアの目玉として力を入れている高齢者のサロンは、当然、高齢者の視点で進められているわけですが、今後このサロンも、一定のノウハウが見えてきたら、子どもの活動をしている方とも融合しながら、今後は、多世代交流の視点から、高齢者だけでなく、子どもも、障がいをお持ちの方もみんな集えるような方向で、進められたらと思います。

「ユニバーサルデザインで、みんなが集える場所をつくって行けばいいんだよ。」こんな言葉を最近高齢者の方からもよく聞きます。

行政も縦割りを越えて、生活実感の中から今後の制度づくりを進めていくよう、ぜひ行政に働きかけていきたいと思います。

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