厚生委員会に出された請願が全会一致で通りました。

請願提出者は何度も条例の勉強会を開催し、市議会にも参加を呼びかけてきました。
私もできるだけ出席できるようにしてきました。

当事者の声を生で聞くことは、やっぱりいい政策づくりには欠かせません。

その勉強会の集大成とも言えるセミナーでは、千葉県の全知事堂本さんご本人のお話が聞くことができました。

堂本前知事のもとでつくられた千葉県の条例、「障害がある人もない人も安心して暮らせる条例」の策定プロセスでは、多くの障害をお持ちの方と健常者のコミュニケーションが図られてきました。

八王子でも多くの市民を巻き込んだ条例づくりを展開していくことがとても条例を制定していくことと同じくらい大切だと思います。

障害をお持ちの方が直面する壁に3つある。一つは制度の障壁、そして物理の障壁、そしてさらに心の障壁。

こうした障壁を解消していく道筋をつけていくことが条例に期待されています。

請願審議の中でも触れさせていただきましたが、
コミュニケーションが豊かになり、心の障壁がなくなっていけば、やがては制度の壁の解消にもつながっていくと思います。

これからの八王子でのノーマライゼーションの取り組みに大きく後押しをする請願の採択となったことはとても良かったと思っています。

でも 一言ごめんなさい。

請願審議の時の私の口調はつい、熱くなり、早すぎました。

要約筆記の方にご迷惑をおかけしました。

今後気をつけます。

市議会で初めての要約筆記の方の配置でした。
私も議会審議の中でもちろん初めての体験でした。

どうぞお許しを。

最初は気を付けていたつもりでしたが。