#### 千里ニュータウンの再生に向けたプロセス

視察中の若尾市議

視察中の若尾市議

今回の視察で訪れたのは大阪の吹田市の千里ニュータウンのでした。
千里ニュータウンは吹田市と豊中市にまたがっていますが、入居が開始したのが、1962年。45年が経ったまちの建物は、老朽化し、さらに高齢化にともない階段しかない4階5階建ての建物のバリアフリー化の必要性が高まっています。
千里ニュータウンの再生をいかにしていくのかが問われる中、吹田市は、すでに2001年、市として公募市民による「千里ニュータウンの再生を考える市民100人委員会」を設置。
2年近くかけてまちづくりの再生のあり方について検討をしました。

視察先

そして、吹田市で市民が考え・発信する千里ニュータウンの再生ビジョンをつくったことで、大阪府・吹田市・豊中市・公的鈴対住宅事業者で構成する連絡会議での議論や再生指針につながっていきました。

#### 市民・行政・事業者の意見交換と合意形成が重要

ニュータウンの再生は、そこに住んでいる市民が十分話し合いをし、行政も市民の意見をしっかりと踏まえて合意形成をしながら事業者とのすりあわせを十分に行って進めていくことが重要だと痛感しました。