ニュータウン対策特別委員会の視察2日目は京都府の京田辺市です。
このまちは同志社大学京田辺市キャンパスに近接する敷地を同志社ブランドのイメージで開発。安心、子育て・教育、環境の三つのコンセプトに基づきまちづくりをしているとのこと。

緑はできるだけ残す

具体的に示すと、雨水の涵養、太陽光パネルの設置などによる低炭素住宅の建設、緑地の保全、2台目の自家用車はカーシェアリングで対応できる環境づくり(将来構想)、バス路線の設置などによる環境への配慮、わいわいプレーパークづくりで子育ての仲間づくりで子育て支援、公園そばの緑地にコミュニティ施設を設置してコミュニティの形成で安心づくり。

かつての都市再生機構が手がけてきたまちづくりから比べるとコンセプトはずいぶん進化してきたようです。

多摩ニュータウンの造成の頃は緑を身ぐるみはがすように開発をしていきました。でも本来緑はできるだけ残すよう配慮されるべきですね。

緑地保全地付き土地の販売が行われており、なかなかユニークな発想で土地の販売をしているなと感心しました。

近鉄の駅前


また、プレーパークができる環境を開発当初からつくっていくというのもとても進んでいていいなと思いました。

視察してきたことを少しでも八王子のまちづくりに反映できたらと思います。