医食充の会 お寿司サラダがおいしい!

本日の医食充の会、お魚編は生協のお魚仕入担当職員の薗部さんをゲストに、漁のやり方から、魚の質や値段のこと、旬の魚、調理の仕方まで、食べ比べも含めてたくさんの情報をいただきました。私たちが知っているようで知らなかった、まさに知って得する情報満載でした。

お医者さんからは、こんな話もありました。

人間の一生に使える酵素は、その人の遺伝子によって決まっている。酵素を使い切ったところで、人は死ぬ。
体を動かすだけでなく、消化にも多くの酵素を使うが、食べ過ぎると多くの酵素を使う。つまり早死にするということです。
食べることは健康に直結する。
日頃の生活でいかにゆっくり良くかんで、胃に負担をかけないようにするか。酵素を無駄遣いしないようにするか。そして、酵素を生の野菜や果物、魚などから取ることも重要というお話もありました。
お寿司が世界でブームになっているけれど、生で食べる文化が世界に広がった。これは魚の酵素を取り入れるという点ではいいそうです。

それにしてもまさに温故知新。
昔からゆっくり良くかんで。腹八分目というのは、現代医学に照らし合わせても理にかなっていたということですね。

何をどのように食べるかだけでなく、ゆっくりかんでという食べ方まで戻って考えてみることが早食いの多い現代人には大切ですね。(糖尿病患者には早食いの人が多いという統計もあるそうですから。)

日本人の食事が西洋化したことで生活習慣病が広がってきましたが、もう一度日本の食事のよさを見直していくことも必要だと思います。
これからも食育の重要性が高まる中、さらにしっかり食育について発信していきたいと思います。