さて八王子では、どのように自然エネルギーに取り組んでいくのがいいのか。
講演会での質疑応答で聞けなかった質問が頭を巡っていたのですが、
講演会終了後、エレベーターで、一緒になった飯田さんに、「具体的な手法をご教示いただけたら」とお聞きしてみたところ、

「ぜひ八王子の皆さんでいい方法を考えてください」とのお答えでした。

これまで、私自身、まず省エネが大切と考え、緑のカーテンなど市に提案をしたり、地域でも広める活動をしてきました。
また、市民にとって最も身近な自然エネルギーである太陽光発電の推進策として、市に太陽光パネル設置の助成金制度を設けるよう提案し、制度の設置へとつながりました。

ちなみに現在は、太陽光パネル設置に対する市の補助金制度は、住宅の省エネ化、長寿命化、耐震化といった住宅政策のカテゴリーの中で、助成されるしくみとなっています。

ぜひ多くの市民の方に、こうした補助金制度を活用していだたきながら、各家庭で太陽光パネルの設置の取り組みが八王子でも進んでいってほしいと思いますが、

コスト面などの課題もあり、個人レベルの意志だけでは難しい側面があるのも事実です。

もっとしくみづくりをしていかなければ、太陽光パネル設置を初めとした自然エネルギーへの取り組みは、なかなか進んでいかないと思います。

飯田さんには、具体的な自然エネルギーの推進策のヒントをぜひ示唆して頂けるとうれしいなと思いましたが、
講演会の中でも、終わった後も(お時間なかったですよね。)具体的に聞けなかったことは、ちょっと残念でした。

ちなみに、子どもたちの未来と自然エネルギーを考える八王子市民講座では、

5月19日(土)19時~八王子市市民活動支援センター・ファルマにて、

自然エネルギーを進めていくための話し合いをしていくそうです。

ぜひ原発が再稼働されることがないよう、私も皆さんと一緒に考え、アクションを起こしていきたいと思っています。