民主党政権に変わり、大きな変化が生まれてきています。

こうした中、会派の研修として、タイミングよく沖縄での視察と研修を行うことができました。現場を訪れてこそ、知ることができた、多くを学んだ貴重な研修でした。

初日は、普天間の移転先候補としてあげられている辺野古の視察です。
多くの沖縄の人たちや本土の人たちが、辺野古の貴重な自然を守りたいと辺野古の座り込みをしている、その場所を訪れました。

まさに百聞は一見にしかず。
こんなにきれいで美しい、ジュゴンの住むような海を埋め立て、基地の滑走路をつくることが果たして許されるのでしょうか。
普通の感覚を持つ人間であれば、決してやってはいけない選択だということが、現場の美しい海をみればわかります。

八王子のこてこての保守の自民党議員でさえ、
「あんな海に基地をつくっちゃだめだよ。絶対見てきた方がいい。」と言っていました。本当にその通り。

沖縄は日本全体の6%の面積しかないのに、米軍基地は75%もある。
この事実をもう一度、私たち本土の人間は現場をしっかりと見ながら考える必要があります。

漠然と基地問題を考えるのではなく、私たちは報道されていない事実をもきちんと知らなければならない。
普通の人間としての感覚を持ちながら、まさに自分たちの身をそこに置き換えて、考えていくことが必要だと痛感しました。
そして、意思決定に関わる議員は特に現場を感じ、見聞きすることから始めなければならないと痛感しました。