今回の一般質問も15日火曜日に無事終わりました。

日曜日には、東京都の緑地の保全活動をしている「戸吹北森を守る会」の方たちのお話をお聞きしました。
質問前にぜひ森林の実態を聞いて見て感じておきたいと思ったからです。

#### 谷戸の豊かな生態系

日曜日は、谷戸の田んぼで田植えが行われていました、
昔懐かしいヤゴの姿やトウキョウサンショウウオの赤ちゃんもみつけました。豊かな生態系が残っている!そう思うと本当にうれしかったです。

#### 人手が足りない

活動のメンバーは市内からだけでなく、区部からもやって来ますが、それでも人手が足りないそうです。

#### なぜ里山や森林が荒廃するのか・・

昔は里山でクヌギやコナラなどの広葉樹の薪や小枝が燃料として活用されていましたが、現代の生活では、燃料も大きく替わり、適切に手入れがされないことから広葉樹の萌芽更新もできなくなっています。

林業が成り立たなくなった針葉樹の山では、林床に日が差さず、日陰に強い常緑樹ばかりが増え、広葉樹の落ち葉もなく、下草も生えないので、大雨の時には山肌から土が流れ出ることになります。

#### 森林再生の新たな取り組みが必要!

緑地保全活動が行われている山では、森林再生にともない山の保水力の向上が期待されます。しかし、手入れのされていない森林が多く、行政はボランティアに頼るだけでなく、施策としてしっかり取り組んでいく必要があります。

#### 水循環を取り戻そう!

地球温暖化が進み、集中豪雨水による土砂崩れや都市型洪水が発生しています。崩れた水循環を回復していくことが急務です。あらためて水循環を考える時期に来ています。