2月はお餅つきのシーズン。
散田東町会や中散田町会のお餅つきなど、地域のイベントに参加させていただきました。
また東浅川町の三田町会の皆さんが中心に維持していらっしゃる稲荷祭にも参加させていただきました。 改めて感じるのは、こうしたお餅つきや神社で行われている伝統行事が取り持つ人の輪やつながりです。
安心して暮らせるには、もちろん福祉も大切ですが、まず日常の中で知った人がいて、声を掛け合い、情報交換できるだけで安心です。
伝統的な行事は、やる人がいなければすぐに消えていきますが、人の輪をつくっていくという視点からもぜひ続けていけたらいいなと思います。
お餅つきを通して
私自身、子どもの頃からお餅つきは家の行事として参加してきましたので、
毎年やる中、子どもの頃から身についたものがあります。
しかし、近年の家庭では、昔は当たり前にやっていた暮れや年始のお餅つきは、やらなくなり、そのノウハウも若い人には伝わっていないのではないでしょうか。
昨年の暮れには、農家の方が、地域の方に自宅を開放し、地域のみんなでお餅つきをする行事に参加しました。
こうした地域の農家の方のご協力は、大変ありがたいことです。
東散田町会では、臼の寄付をしてもらい、5臼持っていて、先日の餅つきでは、120キロのお餅をついていました。
(これはすごい。通常、20キロとか、40キロとかですが。)
薪を燃やした釜もたくさんあり、次々とお餅ができあがっていって、見ていて勢いがあってすごかったです。
私も昔やっていたお餅つきをやらせてもらいました。
そして、中散田でも、生後何ヶ月かの赤ちゃんをつれたご夫婦が餅つきに参加し、楽しんでいらっしゃいました。
まさにこうした行事で多世代交流もできます。
こうした行事を通して少しずつ、人のつながり地域のつながりができていくことが、
まちの元気を生み、安心にもつながると思いました。
地域をつくるのは、まさにそこに住んでいる方々。
みんなでつながって、みんなでまちをつくっていくことが大切なんだなと思います。