###  2期8年の実績を踏まえて~地域から政治を変えていきたい! ###

これまで2期8年の間、議員として市民のみなさんの声をたくさんお聞きし、環境福祉教育優先のまちづくりをめざして、活動を続けてきました。

素朴な市民の方からの疑問が、制度の矛盾に突き当たっていくという経験をたくさんし、政治課題解決に向け、いろいろな勉強を重ね、多くの提案を行ってきました。実現してきたこともたくさんあります。

しかし、これまでの右肩あがりの経済のときにつくられた制度は、すでに制度疲労を起こしており、急速に進む少子高齢化社会を見据え、新たな制度づくりをしていくことの重要性を痛感してきました。

さらに、自民党政権下での労働法の改悪によって、若者たちに非正規雇用が広がり、若者たちが、結婚して子どもを産み育てるという人として当たり前のことをしていくことが難しい、展望を抱けない社会になってしまいました。

こうした中、生活が第一と訴える民主党政権が誕生し、市民の皆さんの期待に応えるべく私も、引き続き地域から政治を変えていき、政治改革を進めていきたいと強く思い始めました。きわめて深刻な政治状況ですが、しがらみなくみなさんの声を聞きながら、地域から政治を変え、若者たちが希望をもてる社会をつくっていきたいと思います。

### 持続可能な環境・福祉社会をつくっていくために ###

今回の震災では、津波により、福島原発の事故が起き、結果として深刻な放射能汚染に日本がさらされようとしています。原発についても事業者の利益を優先に安全性の確立に課題があったのではないかと思います。まさに今後の政治の役割は、市民の生活と生命、健康を守る政治でなければならないと思います。

そして、エネルギー問題は私たちの生命と健康に関わる問題です。
エネルギー問題についてもしっかりと情報を持ち、市民が持続可能なエネルギーを選択をしていくことが重要です。省エネと自然エネルギーの推進をしっかりとしていきたいと思います。

被災者への支援をどのようにし、日本の国の復興をどのように進めていくのかが問われています。
八王子の市民の方の中には、被災者への支援に熱い気持ちをもち、さらに被災地まで支援に行ってくる人もいます。

行政自らが支援策を充実させるとともに、市民やNPOや事業者の支援が充実できるよう、行政のコーディート機能をしっかりと果たしていくことも重要です。

また今回の被災地への支援を踏まえ、八王子でも震災に強いまちをしていくことが重要です。

これからも市民の知恵と力をつなぐ行政をつくり、子どもたちが未来に安心してくらせる持続可能な環境・福祉社会をつくっていくことができるよう、力をつくしていきます。

これまでの経験と実績を生かしながら活動し、さらにしっかりとみなさんと一緒に未来につながるまちづくりに全力投球していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。