5月5日すべての日本の原発が停止しました。

しかし、政府は、電力不足を理由に、原発再稼働に向け、準備を進めていることも事実です。

飯田哲也さんの講演会のお話でも再確認しましたが、

事故がなくても、原発は、核廃棄物という大きな問題を抱えています。

菅直人首相は、脱原発依存という歴史的、画期的見解を示しましたが、決してぶれることなく、後戻りすることなく、脱原発に向けた国の取り組みをしてほしいと思います。

関東では、昨年は節電が進み、電力不足になる心配はないと思いますが、関西では電力不足になると政府は言い、原発再稼働をと言っています。

再稼働させないようにしていくために、まさに地域での省エネと自然エネルギーへの取り組みが重要になっていくと思います。

太陽光パネル設置の課題とは?

八王子市民にとって、もっとも身近な自然エネルギーと言えば、太陽光発電、太陽熱利用だと思います。

我が家では、太陽光パネル設置は、検討はしましたが、設置には至っていません。

自宅は、中古住宅を大規模リフォームをしたので、見た目は新しくなっていますが、築年数で言えば20年。

もちろんリフォームの際に、できる範囲で、耐震補強をしましたが、
今新築で建てる家のようには、耐震性がある訳ではありません。

この家屋に新たに太陽光パネルを設置していいものなのか、どうしても疑問と不安が残ります。

コスト面では、やはり現金で支払いたいところですが、それは、負担が大きく、

結局、検討段階で止まっている訳です。これからもいろいろと情報収集していきたいと思います。

太陽光パネルの設置については、私と同じ悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

技術革新にも期待しつつ、まずは、今ある技術を生かし、太陽光発電の推進策を

知り合いの友人の研究者が、紙くらい軽くて廃棄物の少ない太陽光パネルを研究開発していると聞いていますが、もっともっと、コスト的に安くて性能のよい太陽光パネルが開発されるといいなとも思っています。

ぜひ原発に使ったお金を新たな自然エネルギーの開発に国としても使ってほしいと思います。

とは言うものの、ずっと待っているわけにはいきません。家を新築する人は、ぜひ太陽光パネル設置に挑戦してほしいと思います。

設置する人が増えれば、コストは下がるはずです。

ただし、現実的には、コストの問題もありますので、

設置する人のハードルを下げていくために、自分の家では設置できないけど、設置するのを応援したいなという人が集まって、ファンドみたいなしくみをつくってもいいのかもしれません。

さらに、電気料金という形で、もっと設置を応援をするしくみを強化してもいいのかもしれませんね。

(現在の余剰買い取り電力料金は、住宅用では、10年間の買い取りで、1キロワット時42円。昨年と同じですが、46円の時からは下がっています。国は、下がっても、補助金制度を活用すると回収できると試算しているようですが。)

いずれにせよ、太陽光パネル設置に手が届いていない我が家では、省エネの部分を実践をまずしていこうと思っています。

省エネ対策を進化させよう!

我が家では、省エネ対策として、まず電球からLed電球への交換をしました。

そして、なぜか網戸がなくて、あけっぱなしにできなかった浴室とダイニングルームの出窓に網戸を設置して、

風通し確保しました。

さらに冬期の寒さ対策として、この3月には、寝室の窓の断熱化の工事をしましたが、

次は、暑さ対策です。

例年緑のカーテンを育ててきましたが、今年はさらに夏期の電力削減に向けて、できることを模索し、我が家での省エネ対策をパワーアップしたいと考えています。

皆さんは、脱原発の初めの一歩としてどんなことに取りくんでいかれますか!?

よいアイデアはぜひ共有させてください。ぜひ実践していきたいと思います。