先日は議員団総会で、富士山からわき出る湧水のある川、柿田川を見て来ました。
とても美しい光景に、豊かな水資源をしっかりと守っていきたいと改めて思いました。
富士山では、溶岩に穴が開いているために、降った雨水は、地表を流れて川になるということはなく、地下に水がしみこんでいくそうです。
だから富士山には川がないということです。
柿田川の水は、その全てが、地下を流れ長い年月を旅してきた
地下水の湧き水だそうです。
美しいエメラルドグリーンの湧き水。
感動しました。
富士山周辺では、地下水をくみ上げ、ペットボトルの飲料水が生産されています。
企業が無計画に地下水をくみ上げていけばやがては地下水は枯渇していきます。
また外国の企業が森林を買い占めているとも言われています。
一見無尽蔵にありそうな水ですが、今世界では水戦争が起きています。
奪わない、奪われない水政策が求められています。
地下水についても、日本の豊かな水資源を守るという視点から、法整備が必要です。
昨日は、ある市民の方から、この柿田川のことを取り上げ、ぜひ地下水を守る取り組みをしてほしいというお声を頂きました。
私はこの水問題について、6月議会の水循環の質問でも取り上げましたが、
豊かな水資源を守るため、水基本法の制定が必要だと私も強く思います。
今後国が取り組むべき大きな課題として発信していきたいと思います。