5月30日には、八王子まち創造塾主催で、「東京だからおもしろい農業ができる」と題し、舩木翔平さんにお話をして頂きます。

私は、八王子まち創造塾の運営理事として活動をしていますが、今回の舩木さんの講演に先立ち、対談して日本の農業や八王子の都市農業についてお話をお聞きしてきました。

八王子初の認定新規就農者 舩木翔平さんと

八王子の市街化区域では、相続が発生するたびに、農地が宅地化していっています。

舩木さんたちが鈴木牧場で育てている牛 食べておいしいか、高く売れるかは別としてとても癒されます。

先日お話をした散田町の方からも、「畑が宅地に変わるので、まちなみも変わってしまう。とても残念。」というお話を頂きました。

相続と農地、緑地の問題は、相続をする当事者の方にとっても、そして一般市民にとっても大きな問題です。

舩木さんが代表取締役の株式会社FIOが小比企町で採ったはちみつ ウエディングの引き出物として販売されているそう

私たちは、快適な都市生活を送っていますが、緑が身近にあることが、まちのグレードを高め、私たちの生活の豊かさを高めていきます。

意外と区部の方が、緑がないようでいて、緑をうまく活用してまちづくりをしているような気がします。

舩木さんからは、農業が市民生活を潤すようなカタチをとって、農業が単なる生産の場ではなく、まちをうるおす存在になっていくことが、都市農業の生き残りにもつながっていくという趣旨のお話を頂きました。

本当にそうだと思います。

年齢は舩木さんと私では、親子ほども違いますが、時が経つのも忘れるほど、3時間半余りの対談はあっという間で、未来を見すえて語り合う時間は、本当に楽しいものでした。

八王子まち創造塾では、5月30日(金)19:00~21:00八王子市のクリエイトホール第2学習室にて、舩木さんをお招きし、お話をお聞きしながら意見交換をし、農業について語り合います。

ぜひ大勢の方のご参加をお待ちしています。