不戦69年の歴史を胸に刻み、未来の平和を考えたい

8月15日は終戦記念日。

戦争が終わり、長い月日が過ぎ、平和な毎日の生活が流れる中で迎えるこの終戦記念日は、これまでみなさんにとってどのようなものでしたでしょうか。

テレビの映像を見ながら、過去の惨事を一瞬振り返るものの、遠い過去の出来事として、日常の意識からは遠ざけてしまう。

終戦記念日だからといって、過去の戦争について、深く学んだり、考えたりするまでにはなかなかならないという方も多かったかもしれません。

しかし、今年の終戦記念日は、安倍政権による集団的自衛権の行使容認を決めてから初めての終戦の日でした。

これからの日本のあり方に不安を感じる方、戦争とはどのようなものなのかを語り継ぐことが大切だと考える方など、新しい動きが出てきているのではないでしょうか。

平和な国をつくっていくにはどうしたらいいのかとの思いが私自身の中でもますます強くなっています。

8月9日には、映画「ひろしま」の試写会に参加しました。

これほど見るのが辛い映画もありませんでした。

「はだしのゲン」の映画を子どもの頃見に連れて行ってもらい、原爆の恐ろしさを子どもなりに

胸に刻んだ記憶があります。

今回の映画は、それ以上に、もっとリアルでした。、

原爆投下により人々がいかに苦しんだかが生々しく描写されており、見るのが辛いけど、これがまさに事実だったのだなと、こらえながら映画を見終わりました。

白血病が発病し、亡くなっていく女学生や、原爆投下で黒こげになって死んでいった人、皮膚がべろんと剥けてうめき声を上げている人。

家族を捜しさまよう人々や家族が家屋の下敷きになり、火が回って焼け死ぬのを見守らざるを得なかった人。

そして、命からがら川にたどり着いても、そこで命尽きて死んでいく人。

そして、原爆の戦火を免れても、後遺症に悩み、結婚を諦める若い女性など

いかに原爆投下によって、地獄のような悲惨な状況が起きたか、そして、戦争の中で、何とか生き残っても、厳しく辛い人生を歩まなければならなかったかが描写されていました。

日本は世界で唯一原爆が投下され、そして、原発事故も経験した国です。

核の恐ろしさを一部の国民は身をもって痛感しています。

ぜひ政府も国民の命と健康という側面から、改めて核の恐ろしさを痛感してほしいと思います。

不戦の誓いを68年前に行った日本が世界の中で、果たすべき役割は、被爆国としての体験を伝え続けること、そして、平和憲法を持つ国として、戦争をしないための英知を提供していくことではないでしょうか。

世界に戦争をしない英知を提供できる国であるためには、国民一人一人が、戦争とはどういうものだろうと考えることがまず大切なんだろうと思います。

これからも皆さんと一緒に平和について学び、考えていきたいと思います。

 

 

 

 

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