柴犬

市民の方にもっとも身近な存在である市議会議員という立場は、市政から国政につながることまで様々な声をいただきます。

今回、声をいただいたのは、動物と共生していくにはというテーマでした。

よその飼い猫の糞尿に悩まされている。

植木鉢がいつも倒されていだずらをする。足跡がいつもついている。

とても身近でだけど切実な問題です。
ご近所同士で言えないだけに余計に悩みになってしまうのだと思います。

なかなか難しい問題です。

ねこにについても犬と同様に一定のルールを作っていった方がいいのかなと思います。

また別の方からも、犬、猫の殺処分の問題について、ご意見をいただきました。

充分な知識がなく、健全な犬種の育成をするという理念がない、もうけ主義のブリーダーが横行するなかで、結果として、病気を持つ、病院通いの絶えない病気の犬や猫を飼うことになり、辛い思いをする人がいること。

売れない犬や猫、病気のものは、殺処分にされてしまうこと。

ペット業界のもうけ主義が、命に対する感覚をまひさせていること。

お話をお聞きしました。残念ながら事実です。

やみくもなもうけ主義の繁殖については、やはり国としての法整備で対応をしていくことが必要になってくるのではないでしょうか。

12月議会では、「飼い主のいない猫の避妊去勢手術に対する助成を求める請願」が採択になりました。

採択になったことは良かったと思います。

でもそもそもなぜ飼い主がいなくなるのかが問題です。

ペット産業は成長株と言われていますが、生き物を買えば一生のおつきありになります。

いやしになる動物。
ますますペットは人気になります。

一方で動物が苦手な人もいます。

これからは動物と共生できるまちをめざし、市政レベルでの取り組みがさらに必要だと思います。