以前、竹パウダーで生ごみの堆肥化や庭づくりに取り組んでいらっしゃるお話をお聞きしました。

その際、「ぜひ竹パウダーでの堆肥化に取り組んでみてください。庭にも撒いてみてください。」とのお誘いを受けました。

竹パウダーを使った生ごみの堆肥化の活動紹介を受けて

そんなにいいものなら、ぜひやってみたいなと思い、現在、私も竹パウダーを使った生ごみの堆肥化に取り組んでいるところです。

また、庭に熟した竹パウダーを撒いてみましたが、赤星病で、青息吐息で枯れかかっていたひめりんごの木が、竹パウダーを根元に撒いてから、効果があったのか、黄緑の葉っぱが出てきて、また元気になってきました。

まだまだ一般的にはなっていない竹パウダーですが、知られざる秘めたパワーがあるのでは?!と、日々竹パウダーとのおつきあいをしているところです。

竹パウダーを使った生ごみの堆肥化に取り組んで3ヶ月

ダンボールに竹パウダーを入れて、堆肥化をしていく、ダンボールコンポストのキットを購入し、5月23日から取り組み始めました。

竹パウダーに投入するごみは、多くて500gくらいまでにとのこと。基本的には、調理の時に出る野菜の皮、すいかの皮とか、枝豆といったものを生ごみとして投入するようにしています。

そして、生ごみを入れたら、必ずかき混ぜてほしいということですので、ゴム手袋をはめて、混ぜています。

ゴム手袋で竹パウダーと生ごみを混ぜています

初めは、若い竹の色に近い竹パウダーが、少しずつ、生ごみを投入することで、濃くなっていきます。

竹パウダーの分解能力が落ちたなと感じたら・・・
生ごみを入れ始めてから、1ヶ月くらいの頃、魚のひものの骨と皮を入れたら、ちょっと生ごみの処理能力が落ちたのか、臭いがしました。

そこで、竹パウダーの量を追加し、竹炭を入れたら、気にならなくなりました。

竹パウダーにごみを入れた後は、必ずかき混ぜた方がいいので、最初から竹パウダーがそれほど多くない方が、下の方まで混ぜやすいのですが、一定程度ごみを投入した後は、新たに新鮮な竹パウダーを追加して、分解能力を高めるようにした方が、臭いがでなくていいのではないかなと思います。

竹パウダーの水分調節は
我が家の場合、三角コーナーは、ヌメリやカビが出たりしやすいので、衛生面で管理しにくい三角コーナーは使っていません。
その代わり、キッチンシンクのそばにステンレス製のボウルを置いておき、生ごみを入れていきます。
皮をむいたら、そのままぽいっと入れ、お茶っ葉が、出たら、あまりぎゅうぎゅうしぼらずに、ちょっとしぼって、ぽいっとボールに入れておきます。

ボールに生ごみが溜まってきたら、キッチンにおいてある竹パウダーのダンボールコンポストに生ごみを入れ、さっと一混ぜします。このやり方だと、神経質に竹パウダーの水分量を考えなくても今のところうまくいっています。

生ごみを入れ始めてから3ヶ月経った状況 そんなに全体の量は増えていません

扱いやすい竹パウダー
以前、「くうたくん」という種菌を使って、生ごみの堆肥化に取り組みましたが、水分量の調整が私には難しかったです。
生ごみの量は300gくらいまでといわれ、ごみ量が多かったり、水の切り方が悪くて水分過多になったら虫がわくと言われていましたが、案の定、虫がわいて、とても手で混ぜられなくて、さよならをしてしまいました。

竹パウダーは、好気性なので、プラスチックのような容器で密閉しないで、ダンボールに布で作ったカバーのような容器の方が、適度に空気も通り、水分も調整されるのか、適しているようです。

この竹パウダーを使った堆肥化は、私に合っているようで、
竹パウダーを使った生ごみの堆肥化を推進している方に、見て頂いたら、
「水分量もいい加減で、いい調子ですね。」とコメントを頂きました。

熟しているとこうなる

そして、5月23日からの生ごみ投入ということなら、そろそろ、この竹パウダーと生ごみは、別のダンボールにでも入れて寝かして、熟させて、熟したら、その堆肥を庭に使ってもいいし、回収して畑での作物栽培に使ってもらってもいいですよとのこと。新しい竹パウダーを使ってまた堆肥化に取り組んでいってくださいとのアドバイスも頂き、引き続きがんばってみようと思っているところです。

やっぱり、挫折しやすい生ごみの堆肥化には、アドバイスをしてくれる人がいれば心強いですね!

挫折の末にたどり付いた竹パウダー!?

いろんな生ごみの堆肥化の方法がありますが、実は結構私は挫折をしています。
EM菌バケツも臭いがすごくなって挫折し、議員生活をしている時は、アスカマンで堆肥化もして途中まで順調だったのですが、忙しくてばたばたしている時に、土を必ずかけないといけないのに、土をかけ忘れて、大量の虫を発生させて、苦い思いをしました。
そして、くうたくんも、虫の発生であえなくギブアップ。

どれもそれぞれいいと思いますが、自分のライフスタイルに合った、無理のないやり方で、ぜひ皆さんも続けて生ごみの堆肥化に取り組んで行かれたらいいと思います。

意外と手がかからず、ご機嫌が悪くならない竹パウダーが広がるといい.

もっともっとみんなが恐れず気軽にできる生ごみの堆肥化をめざして、私も竹パウダーでの堆肥化の研究観察をし、その感想をお伝えしていきたいと思います。

良かったら、一緒に竹パウダーで生ごみの堆肥化をしてみませんか!?