2023年度予算に対する討論でも述べましたが、今まさに政治が、今の安心、未来の安心をどのようにつくっていくのかが問われています。

市民生活を取り巻く状況は、コロナ禍での経済活動への制約が解消され、経済活動が活発化してきています。

しかし、ロシアのウクライナ侵攻の影響により、世界で食糧不足やエネルギー供給問題が起きており、日本では、食料の約6割を海外からの輸入に頼っていることから、食料品が高騰しており、ガス・電気代の値上がりも加わり、市民生活への影響が大きくなっています。

また、事業者においても電気代・ガス代の高騰は、販売する商品価格にも影響し、結果、市民が購入する商品の値上げにもつながっています。

市民の生活への不安を今後どのように安心につないでいくか、

また、八王子未来デザイン2040がスタートなりますが、人口減少社会の中、また、温暖化も進展しており、生きる環境ベースをどのように未来への安心につないでいけるのかが問われています。

八王子の都市農業を守り育てるために~農地を守る~

生きることは食べること。食べることは、生きること。

食の問題と無縁な方はいないと思います。

食の地産地消の推進は食糧自給率向上、市民生活の支援と温暖化対策として有効です。

本市の都市農業では、東京の農産物の約一割の生産を行っており、東京、そして八王子の台所として、都市農業は維持発展させていくことが重要です。

しかし、農地は減少傾向が続いており、農家で相続が発生するたびに、農地が宅地化する状況です。

市として、農地保全に向け、農地バンク制度による農地の貸借の推進や農家開設型農園の開設支援など市として取組を行っており、その努力は一定評価します。

しかし、世界で食料不足が起きている今、強い意志を持って、農地が宅地化され食料の生産基盤が失われていく状況を何とか転換させていくことが必要です。

私の予算総括質疑の中で、副市長から、持続的な本市都市農業の発展に向けて、農地保全の意識高揚、農福連携等新たな担い手確保への取組みの推進について、組織横断的に取り組んでいきたいとの答弁がありました。

今後は、農業に対する意識を大きく転換し、農業は守り育てるとの共通認識で農業行政を進めていくことが重要です。

市には、都市計画の検討も含め、組織横断的に農業を守るためのとりくみを進めていくよう、求めました。

これからも、八王子の都市農業は、市民生活と直結する重要課題であり、私の、そして皆様の重要政策として取り組んでいきたいと思います。